夢見月夜（英あり）

(ｈａｈａｈａｈａｈａｈａｈ)

Hah-ah-ah-ah-ah-ah

(いまはむかしほしふるよるきみがそらにゆびをさした)

今は昔 星降る夜　君が空に指をさした

(ひとつふたつかぞえるたびにねがいごとがつのっていく)

ひとつふたつ数える度に　願い事が募っていく

(ひらひらはかなげにひとひらまいおちる)

ひらひら儚げに一片舞い落ちる

(はなのようなこのうたにひをともして)

花のようなこの歌に　火を灯して

(おのがすがたあのつきかげにはせるおもいばかりまたふえていく)

己が姿 あの月影に　馳せる想いばかりまた増えていく

(いつかちりゆくあさきゆめだとしても)

いつか散りゆく　浅き夢だとしても

(つたうしずくせつなのこうにとけて)

伝う雫　刹那の香に融けて

(はるかとおくすぎゆくはるかわらないよとやくそくした)

遥か遠く 過ぎ行く春　｢変わらないよ｣と約束した

(ゆらゆらおぼろげにとまどいまいゆれる)

ゆらゆら朧げに戸惑い舞い揺れる

(かげろうのようなあこがれにみをこがして)

陽炎のような憧れに　身を焦がして

(きみがすがたこのうつしよにだれもかえられないものだとしって)

君が姿 この現世に　誰も代えられない者だと知って

(あのひかわしたことばがいまもずっと)

あの日交わした　言葉が今もずっと

(やさしいこえがなまえをよんでいるの)

優しい声が　名前を呼んでいるの

(いたずらにときがすぎれば)

徒に時が過ぎれば

(おさないひのおもいでもうたかたへと)

幼い日の思い出も泡沫へと

(あおくあわくひかるつきよにわたしははじめてあいをしるのでしょう)

蒼く淡く光る月夜に　私は初めて愛を知るのでしょう

(おのがさだめとあさきゆめのはざまで)

己が運命と浅き夢の狭間で

(つたうしずくとめられない)

伝う雫　止められない

(おのがすがたあのつきかげにはせるおもいばかりまたふえていく)

己が姿 あの月影に　馳せる想いばかりまた増えていく

(いつかちりゆくあさきゆめだとしても)

いつか散りゆく　浅き夢だとしても

(つたうしずくせつなのこうにとけて)

伝う雫　刹那の香に融けて