あの春を返して
※()つきの部分はタイピングしません
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歌詞(問題文)
(せいしゅんだとかいってんじゃないよおまえだけだよたのしいのは)
青春だとか言ってんじゃないよ お前だけだよ 楽しいのは
(かんどうてきなけつまつをどうぞおさきにどうぞいってらっしゃい)
感動的な結末をどうぞ お先にどうぞ いってらっしゃい
(りょうてにだいたはなのかずだけにんげんのかちがあるようです)
両手に抱いた花の数だけ人間の価値があるようです
(ひとりじゃいきられないんだねそろそろふくきたらどうだね)
一人じゃ生きられないんだね そろそろ服着たらどうだね
(かいてんすうをあげるためのきゃりあしんじゃえばぜんぶおわりのくせ)
回転数をあげるためのキャリア 死んじゃえば全部終わりの癖
(にげみちはないぜどこにもさわなにかけられたがいじゅうのよう)
逃げ道はないぜどこにもさ 罠にかけられた害獣のよう
(てんせいすればかこがきえるとかいってんじゃないよどっちにしろ)
転生すれば過去が消えるとか言ってんじゃないよ どっちにしろ
(おちたじごくでうまれかわったっておなじじごくをあるくだけ)
落ちた地獄で生まれ変わったって 同じ地獄を歩くだけ
(ひがめぐるたびあのねつをおもいだすんだ)
陽が巡るたび あの熱を思い出すんだ
(なにひとつできなかったことできるとしんじていたこと)
何一つできなかったこと できると信じていたこと
(はなみのけんそうゆうひのにおいあまおとあのこうしゃうらのしたい)
花見の喧騒 夕日の匂い 雨音 あの校舎裏の死体
(ろっかーのぎたーけーすあのこからぬけおちたかみのけのいろ)
ロッカーのギターケース あの子から抜け落ちた髪の毛の色
(さよならをいいわすれたきょうしつなぐりわすれたちょうしんのせんせい)
さよならを言い忘れた教室 殴り忘れた長身の先生
(ごめんねといえなかったよるまたねっていえなかった)
ごめんねと言えなかった夜 またねって言えなかった
(あのはるをかえして)
あの春を返して
(せいしゅんなんてまやくのようだはまったぶんだけうらぎられて)
青春なんて麻薬のようだ ハマった分だけ裏切られて
(ひとなみじゃなくてもいいけどきみはにんげんではありません)
人並みじゃなくても良いけど 君は人間ではありません
(やりたいことがあったんだだけどおかねがなくてできなくてさ)
やりたいことがあったんだ だけどお金がなくてできなくてさ
(それはほんとうしょうがないよねだれにもすくえやしないよね)
それは本当しょうがないよね 誰にも救えやしないよね
(じんせいなんてしょうがないよのれんぞくなんだほんとうはさ)
人生なんてしょうがないよの連続なんだ本当はさ
(おとなになったらわかるのさおとなはがんばっているのさ)
大人になったらわかるのさ 大人は頑張っているのさ
(こうかいなんてしてるひまないぜいいかげんめをさましてくれ)
後悔なんてしてる暇ないぜ いい加減目を覚ましてくれ
(まちがってしんでしまってもしょうがないよでながされるぜ)
間違って死んでしまっても しょうがないよで流されるぜ
(ひがおちるたびあのかぜをおもいだすんだ)
陽が落ちるたび あの風を思い出すんだ
(めをそらしやすかったものじぶんでよごしたうつくしいもの)
目を逸らしやすかったもの 自分で汚した美しいもの
(てすときかんからおけのとくてんいほうばいとまんびきのきょうそう)
テスト期間 カラオケの得点 違法バイト 万引きの競争
(ひたいのきずむねのあざいえなかったこときけなかったこと)
額の傷 胸のあざ 言えなかったこと 聞けなかったこと
(ゆずりうけたいぬなでわすれたねこにどとあえないとかかれたてがみ)
譲り受けた犬 撫で忘れた猫 二度と会えないと書かれた手紙
(ゆるすよといえなかったよるあたりまえができなかった)
許すよと言えなかった夜 当たり前ができなかった
(あのはるをかえして)
あの春を返して
(はやりのうたもげーせんのあともなつかしいでかたづけられた)
流行りの歌もゲーセンの跡も 懐かしいで片付けられた
(あのこのうそもつくえのきずもさびしいねでおわっちまった)
あの子の嘘も机の傷も 寂しいねで終わっちまった
(もっときずつけてやればよかった)
もっと傷つけてやればよかった
(もっとゆるしてあげればよかった)
もっと許してあげればよかった
(もっとだきしめてあげたかった)
もっと抱きしめてあげたかった
(それだけですくわれたなにかがあったはずなんだ)
それだけで救われた何かがあったはずなんだ
(なのになにもいわなかった)
なのに 何も言わなかった
(なにもきけなかったなにも)
何も聞けなかった 何も
(もうもどりたくないとおもうのになぜかずっとにげることができない)
もう戻りたくないと思うのに 何故かずっと逃げることができない
(またもどりたいとねがってるのになぜかずっとにげつづけている)
また戻りたいと願ってるのに 何故かずっと逃げ続けている
(ぜんぶをあいせなかっただけどぜんぶをにくめなかった)
全部を愛せなかった だけど全部を憎めなかった
(あのはるをゆるして)
あの春を許して (許して)
(ごぜんじゅぎょうひるやすみのねごと)
午前授業 昼休みの寝言
(とうげこうはもるはやりのばらーど)
登下校 ハモる流行りのバラード
(あじのしないらーめんあのこのしたい)
味のしないラーメン あの子の死体
(ほーむるーむしんろちょうさひょう)
ホームルーム 進路調査票 (返して)
(かちとったしょうりながしたあせ)
勝ち取った勝利 流した汗
(すりぬけたとろふぃーあおいごうこく)
すり抜けたトロフィー 青い号哭
(すべてがゆるされたはる)
全てが許された春
(すべてのしこうがとかされてしまうはる)
全ての思考が溶かされてしまう春