カオルの過去。第１話
自作小説。
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問題文
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男はニコニコしながら自分の部屋に戻る。(あ)
そして部屋に入った瞬間(あ)
「ハァッ…ハァハァハァ…ゔっ…」(あ)
急に過呼吸になり吐きそうになる。(あ)
「ちゃんと…みんなに…嘘を…つけた…よね…」(あ)
そしてそいつは鏡を見ながらコンタクトを外す。(あ)
鏡に写った顔は何だったか。(あ)
「やっぱり今も…ハイライトがないのはだめなのか。」(あ)
そこにはハイライトのない目を持つカオルの姿だった。(あ)
「俺だって…嫌だよ…自分の気持を押し56してまで偽りの笑顔なんて」(あ)
俺に感情はない。(あ)
覚えているのは風邪を引いたときの事と虐められたときそして、(あ)
マフィアになってからの記憶だけ。(あ)
「母さんは優しかったなぁ…俺がこの世に居てはいけない存在だったのに(あ)
批判も多かっただろうに。(あ)
なんで俺ばっかり苦しまなきゃいけないんだよ。」(あ)
それは＿＿＿＿＿＿＿カオルの小さい頃の記憶。(あ)
「わぁ〜！またあいつきてるよ」(あ)
「あいつがいると学校の評判悪くなるよね」(あ)
「目にハイライトがない人間に触れたりしたら呪われるってよ」(あ)
など
小さい頃からそうだった。(あ)
俺はいつも外見でからかわれストレスの溜まった俺は(あ)
クラスのやからを56した。(あ)
そのことを思い出した瞬間(あ)
「ゔっおえっ…はぁっはぁはぁっ…」(あ)
「やっぱりあのことを思い出すと気持ち悪くなる…」(あ)
俺は…そうして虐められ、感情がなくなった。(あ)
感情なんて虐められたときの自分においてきてしまったのだろう。(あ)
みんなは感情がないわけ無いとかカオルさんは感情豊かですよ(あ)
とか言ってくるんだろう。(あ)
でも…(あ)
そんなの偽りの笑顔だ。(あ)