河内音頭

歌詞(問題文)
(えーさてはいちざのみなさまへ)
エーさては一座の皆様へ
(ちょいとでましたわたくしは)
ちょいと出ました私は
(おみかけどおりのあくせいで)
おみかけ通りの悪声で
(よーほいほい)
ヨーホイホイ
(えんやこらせどっこいせ)
エンヤコラセドッコイセ
(まかりでましたみじゅくもの)
まかり出ました未熟者
(おきにめすようにゃよめないけれど)
お気に召すようにゃ読めないけれど
(ななひゃくねんのむかしから)
七百年の昔から
(うたいつづけたかわちおんどにのせまして)
唄い続けた河内音頭にのせまして
(せいこんこめてうたいましょ)
せいこん込めて唄いましょ
(そらよいとこさっさのよいやさっさ)
ソラヨイトコサッサノヨイヤサッサ
(えーやまととかわちのくにざかい)
エー大和と河内の国境
(なかにひときわゆうぜんと)
中にひときわ悠然と
(よーほいほい)
ヨーホイホイ
(えんやこらせどっこいせ)
エンヤコラセドッコイセ
(そびえてたかきこんごうさんよけんむのむかしだいなんこう)
そびえて高き金剛山よ建武の昔大楠公
(そのなもくすのきまさしげこういまにつたえたみんよう)
その名も楠正成公今に伝えた民謡
(かわちおんどともうします)
河内音頭と申します
(きいておくれよにもつにゃならぬ)
聞いておくれよ荷物にゃならぬ
(きいてこころもうきうきしゃんせ)
聞いて心もうきうきしゃんせ
(きからやまいがでるわいな)
気から病が出るわいな
(うたのもんくはこいきでもわたしゃみじゅくで)
唄の文句は小粋でも私しゃ未熟で
(とってもうまくもきっちりじっさいまことに)
とってもうまくもきっちり実際まことに
(みごとによめないけれど)
みごとに読めないけれど
(はっせんやこえのほととぎす)
八千八声のほととぎす
(ちをはくまでもちをはくまでもうたいましょ)
血を吐くまでも血を吐くまでも唄いましょ