こんな夢を見た
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歌詞(問題文)
(あわいあわいうみなりのそこむらだついるかのこきさながらに)
淡い淡い海鳴りの底、群立つイルカの呼気さながらに
(とけたるりいろのなみだしかいがにじむ)
溶けた瑠璃色の泪、視界が滲む
(らんまんしきつめたあおとあおせかいはとめどもなくうつくしく)
爛漫敷き詰めた青と青、世界は止め処もなく美しく
(とみにとわにみちみちていばしょをなくした)
頓に永久に満ち満ちて居場所をなくした
(ことばすくななすいよのまちみょうちきりんなことといくりかえし)
言葉少なな睡余の街、妙ちきりんな言問繰り返し
(きょうもまたまどうばかりかはたれのそら)
今日も亦、惑うばかり彼は誰の空
(はくめいはてしないしろとあおせかいはあてどもなくかがやいて)
薄明果てしない白と青、世界は当て所もなく輝いて
(おちにこちにしみわたりよるのこえをかくした)
遠に近に沁み渡り夜の声を隠した
(きみにきいてほしいことばよりいいたくないことばがつのっていく)
君に聞いて欲しい言葉より、言いたくない言葉が募っていく
(ゆめむふうけいいくばくかのおもいをすべてのみこんだ)
夢む風景、幾許かの思いをすべて飲み込んだ
(まちがいばっかのやさしいせかいこがれてしまったんだ)
間違いばっかの優しい世界焦がれてしまったんだ
(まどろむはいけいとうめいなえきのなかひとりよぎしゃをまつ)
微睡む背景、透明な駅の中独り夜汽車を待つ
(いついつまでもえんえんまてどくるはずもないのにな)
何時何時までも延々待てど来るはずもないのにな
(あかいあかいりんごのばくだんあしかせのぞうのあゆみさながらに)
紅い紅い林檎の爆弾、足枷の象の歩みさながらに
(みょうにまのびしたはりのおとがひびく)
妙に間延びした針の音が響く
(ふゆざれのにわにきなくとりりんごをついばんではもちさって)
冬ざれの庭に来鳴く鳥、林檎を啄んでは持ち去って
(きょうもまたはぜるおとでめがさめゆめがとじた)
今日も亦、爆ぜる音で目が覚め夢が閉じた
(いつもそうさこわれそうなものばかりすきになってしまうぼくだ)
いつもそうさ壊れそうなものばかり好きになってしまう僕だ
(ゆめむふうけいがなりたてるけしきがあかにそまっていた)
夢む風景、がなり立てる景色が赤に染まっていた
(ひどくきれいだなんてぼくはおもってしまったんだ)
ひどく綺麗だなんて僕は思ってしまったんだ
(まどろむはいけいすいえんるるとまうさいはてのていしゃじょう)
微睡む背景、水煙縷々と舞う最果ての停車場
(いついつまでもゆめゆめわすれぬようにとねがうんだ)
何時何時までも努々忘れぬようにと願うんだ
(すさぶかぜのにじむこえうみにとけてさざなみとなれ)
荒ぶ風の滲む声、海に溶けて漣となれ
(よせてかえすときをとめてままよままよこのままねむろうか)
寄せて返す時を止めて、儘よ、儘よこのまま眠ろうか
(ゆめむふうけいいくばくかのおもいをすべてのみこんだ)
夢む風景、幾許かの想いをすべて飲み込んだ
(まちがいばっかのやさしいせかいこがれてしまったんだ)
間違いばっかの優しい世界焦がれてしまったんだ
(まどろむはいけいとうめいなえきのなかひとりよぎしゃをまつ)
微睡む背景、透明な駅の中独り夜汽車を待つ
(いついつまでもえんえんまてどくるはずもないのにな)
何時何時までも延々待てど来るはずもないのにな