そういう人になりたいぜ

(ぼくはあんまりできたにんげんではないから)

僕はあんまり出来た人間ではないから

(きみがいやになってしまうのもしょうがないとおもってるよ)

君が嫌になってしまうのも　しょうがないと思ってるよ

(きっとひとにとってだいじなものなんてさひとりにいっこだろ)

きっと　人にとって大事なものなんてさ　一人に一個だろ

(それがきみだとはいいきれないぼくさ)

それが君だとは言い切れない僕さ

(そんなうたをうたってしまうぼくをみてもきみはわらってるぜ)

そんな歌を歌ってしまう僕を見ても　君は笑ってるぜ

(そうだそのえがおをすきになったんだ)

そうだその笑顔を好きになったんだ

(うそつきどろぼうひとごろしねぇかみさまぼくのかみさまはそうだきみのえがおなんだ)

嘘つき　泥棒　人殺し　ねぇ神様　僕の神様は　そうだ君の笑顔なんだ

(なみだこらえてたちつくすひとのせなかをそっとおしてやる)

涙こらえて立ちつくす　人の背中をそっと押してやる

(どんなときだってやさしいかおそういうひとになりたいぜ)

どんな時だって優しい顔　そういう人になりたいぜ

(「めんどくせぇな」ってあたまかいてひとのためにあせをかいている)

「めんどくせぇな」って頭掻いて　人のために汗をかいている

(そんで「なんでもねぇよ」ってわらうそういうひとになりたいぜ)

そんで「何でもねぇよ」って笑う　そういう人になりたいぜ

(たしかなあたたかいたからものつみあげたらしあわせになれると)

確かな暖かい宝物積み上げたら　幸せになれると

(ぼくはそうずっとしんじてきたけど)

僕はそうずっと信じてきたけど

(けっきょくぼくはいつまでもばかやろうぼくのしあわせはきみのしあわせではないんだ)

結局僕はいつまでも　馬鹿野郎　僕の幸せは　君の幸せではないんだ

(じぶんらしさみうしなわずひとのこともちゃんとおもいやる)

自分らしさ見失わず　人の事もちゃんと思いやる

(ひとまえでなきごとはいわないぜそういうひとになりたいぜ)

人前で泣き言は言わないぜ　そういう人になりたいぜ

(あたりまえにこころからわらえてあたりまえにひびをかけぬけて)

当たり前に心から笑えて　当たり前に日々を駆け抜けて

(あたりまえにつかれてねむってるそういうひとになりたいぜ)

当たり前に疲れて眠ってる　そういう人になりたいぜ

(そういうきみがすきだからそういうきみがすきだから)

そういう君が好きだから　そういう君が好きだから

(きみのきがくるってもまっているやつがいるぜ)

君の気が狂っても待っている奴がいるぜ

(きみのいえがなくなってもかえるばしょはあるぜ)

君の家が無くなっても帰る場所はあるぜ

(きみをまもるためせかいをおわらせてもいいぜ)

君を守る為世界を終わらせてもいいぜ

(そこでぼくはこごえてしんじまったっていいぜ)

そこで僕は凍えて死んじまったっていいぜ

(ゆうやけぞらがかなしいなせかいがおわりそうないろだから)

夕焼け空が悲しいな　世界が終わりそうな色だから

(せんたくものはほうっておこうせかいはあしたもつづくけれど)

洗濯物は放っておこう　世界は明日も続くけれど

(さよならでもなみだみせずいつもとかわらないそのえがお)

さよならでも涙見せず　いつもと変わらない　その笑顔

(じぶんのことよりひとのしんぱいそういうひとになりたいぜ)

自分の事より人の心配　そういう人になりたいぜ

(「ばいとはちゃんとつづけなきゃだめよ。あたらしいへやはきまったの？)

「バイトはちゃんと続けなきゃダメよ。新しい部屋は決まったの？

(きみはきみのおもうみちをすすんでねそういうきみがすきだから」)

君は君の思う道を進んでね　そういう君が好きだから」

(そういうひとになりたいぜそういうひとになりたいぜ)

そういう人になりたいぜ　そういう人になりたいぜ