エイユウ症候群

(あらがっただいしょうはまやかしにみちたぼくだった)

抗った代償はまやかしに満ちたボクだった

(ねぇそのまちがえさえなければぼくはきみになれてたのかな)

ねぇその間違えさえなければボクはキミに成れてたのかな

(げんじつをみないふりがらすのむこうのきみはだれ)

現実を見ない振り硝子の向こうのキミは誰

(ただすがってまっていたぼくにはなしえないさいしゅうしょうだった)

ただ縋って待っていたボクには成し得ない最終章だった

(あたまでかいたくうそうはかさねるほどにかいりしてくりかえすおうのうしょうそう)

頭で描いた空想は重ねるほどに乖離して繰り返す懊悩焦燥

(もぶてきしそうえいゆうのしょうけいよせてあつめたがらくたはふかんふぜんのしゅうたいで)

モブ的思想英雄の憧憬寄せて集めたガラクタは不完不全の醜態で

(こうとふこうのくうげきをうめつくした)

幸と不幸の空隙を埋め尽くした

(くうそうのさんぶつつまりきみになりたかったのにどこかでかけちがえた)

空想の産物つまりキミに成りたかったのに何処かで掛け違えた

(ぼくたちはふれあえないのずっと)

ボクたちは触れ合えないのずっと

(けいさんのあわないけつらくしたｗｏｒｄどれもこれもどこかまちがえてる)

計算の合わない欠落したword　どれもこれもどこか間違えてる

(きをてらうようにとせいとうかいつだってふたしかなすとーりー)

奇を衒う様にと正当化何時だって不確かなストーリー

(げんじつとうひこうてきしなりおもそくほうわしてｅｒｒｏｒｃｏｄｅ)

現実逃避行的シナリオも即飽和してerror code

(いくどなくすいこうしこうしほうかいぼくはもうｇｉｖｅｕｐｏｎｌｉｖｉｎｇ)

幾度なく推敲思考し崩壊ボクはもうgive up on living

(いつかおとしたゆめのはへんをひろってにぎりしめたままおとなになってしまうから)

いつか落とした夢の破片を拾って握りしめたまま大人に成ってしまうから

(げんそうはいきぶついまだきみになれなかったのに)

幻想廃棄物未だキミに成れなかったのに

(どこかでかけちがえたぼくたちはふれあえないの)

何処かで掛け違えたボクたちは触れ合えないの

(これからも)

これからも

(あらがっただいしょうはまやかしにみちたぼくだった)

抗った代償はまやかしに満ちたボクだった

(ねぇそのまちがえさえなければぼくはきみになれてたのかな)

ねぇその間違えさえなければボクはキミに成れてたのかな

(もういいさ)

もういいさ

(もうそうをこわしてこのせかいにわかれをつげよう)

妄想を壊してこの世界に別れを告げよう

(すべてがきえさったときぼくはきみまざりあうのさずっと)

全てが消え去ったときボクは僕混ざり合うのさずっと