Y

(かれたこころ、やせほそるじょうねつに)

枯れた心、やせ細る情熱に

(うるおいあたえるきみはぼくのきぼうさ)

潤い与えるキミは僕の希望さ

(みちびかれるようであい)

導かれるよう出会い

(こいにおちてったふたり)

恋に落ちてった二人

(かぜもひゅーひゅーひゅー)

風もヒューヒューヒュー

(ときにはけんかしたりなかなおりして)

時にはけんかしたり仲直りして

(あさひのぼるまでもとめあったりしてさ)

朝日昇るまで求め合ったりしてさ

(ひびかさねていくいみ)

日々重ねていく意味

(きみしかしらない)

キミ以外知らない

(ぼくがそこにいて)

僕がそこにいて

(ぼくしかしらない)

僕以外知らない

(きみがここにいる)

キミがここにいる

(きみのてをにぎりしめて)

キミの手を握りしめて

(もうぼくのてをはなさないで)

もう僕の手を離さないで

(ぼくらもしも)

僕らもしも

(「やめるときもすこやかなるときも」)

「病める時も健やかなる時も」

(ぼくらふたりであるいていこう)

僕ら二人で歩いて行こう

(しあわせのぜっちょうにおとずれたぜつぼう)

幸せの絶頂に訪れた絶望

(きみとみたいみらいはあっけなく)

キミと見たい未来はあっけなく

(どっかへきえていった)

どっかへ消えて行った

(きりとっためもとねこと)

切り取ったメモと猫と

(ぽっかりとあなのあいたこころにかぜが)

ぽっかりと穴の空いた心に風が

(ひゅーひゅーひゅー)

ひゅーひゅーひゅー

(やすみはりょうりしたりえいがみたり)

休みは料理したり映画見たり

(たあいのないはなしじゃれあったりしてさ)

他愛のない話じゃれあったりしてさ

(としかさねてくいみ)

年重ねてく意味

(きみしかしらない)

キミ以外知らない

(ぼくがここにいて)

僕がここにいて

(ぼくだけがしらないきみがそこにいた)

僕だけが知らないキミがそこにいた

(きみはてをはなして)

キミは手を放して

(ぼくのめのまえからいなくなった)

僕の目の前からいなくなった

(あぁいまもぼくのてのなかに)

あぁ今も僕の手の中に

(きみのぬくもりが)

キミのぬくもりが

(ここにずっとのこってる)

ココにずっと残ってる

(とつぜんなきだしたきみのなみだのいみを)

突然泣き出したキミの涙の意味を

(ぼくはきづきもせずに)

僕は気付きもせずに

(しろうともしなかった)

知ろうともしなかった

(きみとのやくそくを)

キミとの約束を

(はたすことのできぬまま)

果たすことのできぬまま

(ときはさる)

時は去る

(きみのてはほそくなって)

キミの手は細くなって

(ぼくのてをにぎりかえす)

僕の手を握り返す

(きみはわらいなにかいいかけて)

キミは笑い何かいいかけて

(そっとめをとじた)

そっと目を閉じた

(きみのてをにぎりしめて)

キミの手を握りしめて

(もうぼくのてをはなさないで)

もう僕の手を離さないで

(ぼくらもしもまたいつかめぐりあえたら)

僕らもしもまたいつか巡り会えたら

(またふたりであるいてゆこう)

また二人で歩いてゆこう

(ぼくらふたりであるいていこう)

僕ら二人で歩いて行こう

(またふたりであるいていこう)

また二人で歩いて行こう