夢見が丘 / B'z

(だいちはしらないひとのよろこびかなしみ)

大地は知らない　ヒトのヨロコビカナシミ

(あいしあいうばいあいいたずらにこころたちはみだれてゆく)

愛し合い奪い合い　いたずらに心たちは乱れてゆく

(ああきみをおもいうかべるだけで)

ああ、君を思い浮かべるだけで

(このむねはこどものように)

この胸は子供のように

(ただうろたえるばかりのふしまつで)

ただうろたえるばかりの不始末で

(あいたいかぎたいだきたいよ)

会いたい　嗅ぎたい　抱きたいよ

(であいわかれつちにうもれ)

出逢い　別れ　土に埋もれ

(ひがしずむようにしんでゆく)

陽が沈むように死んでゆく

(わずかなときをむさぼりあおう)

わずかな時をむさぼりあおう

(ゆめをみつづけるこのおかで)

夢を見続けるこの丘で

(せんせいあなたのことばがおもいだせない)

先生、あなたの言葉が思い出せない

(やさしいひとみになにをまなんだのだろうわからない)

優しい瞳に何を学んだのだろう　わからない

(じゅんすいになればなってゆくほど)

純粋になればなってゆくほど

(きみをうばいたくなる)

君を奪いたくなる

(うそのないことばはだれかをふかく)

嘘のない言葉は誰かを深く

(えいえんにきずつけてゆくの)

永遠に傷つけてゆくの

(であいわかれつちにうもれ)

出逢い　別れ　土に埋もれ

(あめがやむようにきえてゆく)

雨が止むように消えてゆく

(ほんとうにやさしくなれるのは)

本当に優しくなれるのは

(いろあせたけしきをみてるとき)

色褪せた景色を見てる時

(ここにのぼってせかいをみわたせば)

ここに登って　世界を見渡せば

(ぼくはいつもじゆうになれる)

僕はいつも自由になれる

(うまれたときにだれもがもっている)

生まれた時に誰もが持っている

(せいなるこころのおかよ)

聖なる心の丘よ

(ただしいのまちがってるの)

正しいの間違ってるの

(いまのぼくにはなにもいえない)

今の僕には何も言えない

(はかないときをだきしめあおう)

はかない時を抱き締めあおう

(ぼくはほかのだれでもないから)

僕は他の誰でもないから

(ゆるやかにでもあざやかに)

緩やかにでも鮮やかに

(ほのおはぼくらにちかづいて)

炎は僕らに近づいて

(きみのてをにぎりあるいてる)

君の手を握り歩いてる

(ゆめをみつづけるこのおかで)

夢を見続けるこの丘で