【酸欠少女さユり】ミカヅキ　タイプ

(こよいもずじょうではきれいなまんげつがきらきら)

今宵も頭上では　綺麗な満月がキラキラ

(しあわせそうにせかいをてらしている)

幸せそうに世界を照らしている

(とうのわたしはできそこないでどうしようもなくて)

当の私は出来損ないで　どうしようもなくて

(よあけゆめみてはじべたはいずりまわってる)

夜明け夢見ては　地べた這いずり回ってる

(それでもだれかにみつけてほしくて)

それでも誰かに見つけてほしくて

(よぞらみあげてさけんでいる)

夜空見上げて叫んでいる

(にげだしたいなぁにげだせない)

逃げ出したいなぁ　逃げ出せない

(あかるいみらいはみえないねえ)

明るい未来は見えないねえ

(それでもだれかにみつけてほしくて)

それでも誰かに見つけて欲しくて

(ちょうのようにまいあがるの)

蝶のように舞い上がるの

(かけたつばさでとんだ)

欠けた翼で飛んだ

(みにくいほしのこみかづき)

醜い星の子　ミカヅキ

(こよいもずじょうではきれいなまんげつがゆらゆら)

今宵も頭上では　綺麗な満月がゆらゆら

(だれかのうでにだかれてねむっている)

誰かの腕に抱かれて　眠っている

(とうのわたしはひとりのよるにおしつぶされては)

当の私は　一人の夜に押しつぶされては

(だれにもみえない)

誰にも見えない

(よやみはいずりまわってる)

夜闇這いずり回ってる

(それでもだれにもまけたくなくて)

それでも　誰にも負けたくなくて

(うちゅうのすみでもがいている)

宇宙の隅でもがいている

(おいつきたいなぁおいこしたい)

追いつきたいなぁ　追い越したい

(ああゆめにみたようなせかい)

ああ　夢に見たような世界

(それでもだれかとくらべてばっか)

それでも誰かと比べてばっか

(まわりをみてはたちどまって)

周りを見ては立ち止まって

(かけたものをさがした)

欠けたものを探した

(そんなじぶんをかえたい)

そんな自分を変えたい

(それでもあなたとおんなじけしきが)

それでもあなたとおんなじ景色が

(またみたいから)

また見たいから

(なきだしたくてもなげだしたくても)

泣き出したくても　投げ出したくても

(あきらめたりはできない)

諦めたりは出来ない

(それでもあなたにみつかるように)

それでもあなたに見つかるように

(さなぎはつよくてをのばすの)

さなぎは強く手を伸ばすの

(かけたものをだきしめて)

欠けたものを抱きしめて

(ねがいをはなつよみかづき)

願いを放つよ　ミカヅキ

(それでもだれかにみつけてほしくて)

それでも誰かに見つけて欲しくて

(よぞらみあげてさけんでいる)

夜空見上げて叫んでいる

(なきだしたいけどなきだせない)

泣き出したいけど泣き出せない

(もうあともどりなどできない)

もう　後戻りなどできない

(それでもあなたにみつけてほしくて)

それでもあなたに見つけて欲しくて

(ちょうのようにまいあがるの)

蝶のように舞い上がるの

(かけたつばさでとんだみにくいほしのこみかづき)

欠けた翼で飛んだ　醜い星の子ミカヅキ

(ひかりをはなったみかづき)

光を放ったミカヅキ

(こよいもずじょうではきれいなまんげつがきらきら)

今宵も頭上では　綺麗な満月がキラキラ

(つぎはきみのばんだと)

次は君の番だと

(わらっている)

笑っている