レイメイ　フル

(かなしいよくぼうにてを)

哀しい欲望に手を

(のばしつづけてゆめをみる)

伸ばし続けて夢を見る

(なにもかもうそにまみれためのなかに)

何もかも嘘に塗れた目の中に

(しんそうがかくれたまま)

真相が隠れたまま

(きぼうのふちにのまれてしずんでしまった)

希望の淵に飲まれて沈んでしまった

(ほんとうのこたえをさがしつづけながら)

本当の答えを探し続けながら

(なんびゃっかいでもさえぎるものに)

何百回でも遮るモノに

(かざしてみせるぼくのねがい)

翳して見せる僕の願い

(かならずきみにつたえるひまで)

必ず君に伝える日まで

(ただしさはゆずれないから)

正しさは譲れないから

(すすみつづけてゆくの)

進み続けてゆくの

(なんどでもさまよいがらめざして)

何度でも彷徨いながら目指して

(いつかれいめいのもとへかえるときまで)

いつか黎明の元へ帰る時まで

(いたむでいねいのなかでいのりをえがくよ)

痛む泥濘の中で祈りを描くよ

(しんぱいないといいきかせながら)

心配ないと言い聞かせながら

(いまあるきだすの)

今　歩き出すの

(つめたいやくそくのえを)

冷たい約束の絵を

(つなぎあわせたみちをゆく)

繋ぎ合わせた道を往く

(かさねあうゆめにいきはくばしょなどないと)

重ね合う夢に息吐く場所などないと

(こころはおびえながら)

心は怯えながら

(こどうはひかりをもとめて)

鼓動は光を求めて

(ふじゆうなきせきをえらんだ)

不自由な軌跡を選んだ

(それがいまをくるしめても)

それが今を苦しめても

(もういっかいはない)

もう一回はない！

(おろかなほどにのぞんでしまうひかるせかい)

愚かな程に望んでしまう光る世界

(かかえておしつぶされかけても)

抱えて押し潰されかけても

(こうかいならあきれるほどに)

後悔なら呆れる程に

(くりかえしてきたけど)

繰り返してきたけど

(しんじつはもううしないたくないから)

真実はもう失いたくないから

(いびつなうんめいにとらわれている)

歪な運命に囚われている

(あらぶるじんせいをともにあなたとあるくよ)

荒ぶる人生を共にあなたと歩くよ

(なみだのはてはここではないと)

涙の果ては此処ではないと

(またよるをわたってゆく)

また夜を渡ってゆく

(あのひぼくらがであったときにみた)

あの日僕らが出会った時に見た

(おおきなゆめはふたりのれんずには)

大きな夢は　二人のレンズには

(それぞれべつのけしきだった)

それぞれ別の景色だった

(それでもなぜかふたりにはうつくしくみえて)

それでも何故か二人には美しく見えて

(こころがかたくなって)

心が緊くなって

(どうしようもなくさけびたくなったのを)

どうしようもなく叫びたくなったのを

(いまでもおぼえてる)

今でも覚えてる

(しゅだいはきっとそれだけで)

主題はきっとそれだけで

(かぶそくないから)

過不足ないから

(うつくしいといをかぎりあるあしで)

美しい問いを限りある足で

(えいえんにおいかけながら)

永遠に追いかけながら

(なにもまちがいじゃない)

”何も間違いじゃない”

(こえをふるわせうたいながら)

声を震わせ歌いながら

(きみのてをひく)

”君の手を引く”

(いまをいきぬくことができたら)

今を生き抜くことが出来たら

(ふかいたびをしよう)

深い旅をしよう

(そのさきはほとんどつみかもしれないし)

その先はほとんど罪かもしれないし

(ながいちずをしるそう)

永い地図を記そう

(そのさきはほとんどが)

その先はほとんどが

(うしなってばかりかもしれないけれど)

失ってばかりかもしれないけれど

(あおいほしをめぐって)

青い星を巡って

(わかってたってぼくらきっと)

分かってたって僕らきっと、

(くるしみさえひきつれて)

苦しみさえ引き連れて

(にげることなんてできなかったから)

逃げることなんて出来なかったから

(さいごのさいごにたったひとつのこたえに)

最後の最後にたった一つの答えに

(たどりつくまで)

たどり着くまで

(けっしてとめてはいけないのだと)

決して止めてはいけないのだと

(きっとだれもがしっていた)

きっと誰もが知っていた

(しんそうへ)

深層へ

(なんびゃっかいでもさえぎるものに)

何百回でも遮るモノに

(かざしてみせるぼくのねがい)

翳して見せる僕の願い

(かならずきみにつたえるひまで)

必ず君に伝える日まで

(ただしさはゆずれないから)

正しさは譲れないから

(すすみつづけてゆくの)

進み続けてゆくの

(なんどでもさまよいながらめざして)

何度でも彷徨いながら目指して

(いつかれいめいのもとへかえるときまで)

いつか黎明の元へ帰る時まで

(いたむでいねいのなかでいのりをえがくよ)

痛む泥濘の中で祈りを描くよ

(しんぱいないといいきかせながら)

心配ないと言い聞かせながら

(いまあるきだすの)

今歩き出すの

(たったひとつのあさやけをてにいれるの)

たった一つの朝焼けを手に入れるの