星を繋ぐ

(すれちがいはやさしさゆえにうまれてしまった)

すれ違いは優しさ故に生まれてしまった

(それもいまではひとつのおもいでになったんだなあ？)

それも今では一つの思い出になったんだなあ？

(きみのゆめのさまたげにはなりたくなかった)

君の夢の妨げにはなりたくなかった

(だからおなじばしょでおなじめせんでみらいえがくことをえらぶんだ)

だから同じ場所で同じ目線で未来描くことを選ぶんだ

(なやんだりくるしんだりよろこんだりほめあったり)

悩んだり苦しんだり喜んだり褒め合ったり

(そのひとつひとつがたとえやみのなかでもたしかにひかるから)

その一つ一つがたとえ闇の中でもたしかに光るから

(ほしをつないですすんでいたたいせつなものがふえて)

星を繋いで進んでいた大切なものが増えて

(ふりかえればすべてせいざにかわっていたそこにいみがやどってなまえをつけて)

振り返れば全て星座に変わっていたそこに意味が宿って名前をつけて

(このひをむかえられたりゆうはきょうをあきらめずはれるのをまって)

この日を迎えられた理由は今日を諦めず晴れるのを待って

(きょうめいしながらささえあったからわたしたちだからなんだよ)

共鳴しながら支え合ったから私たちだからなんだよ

(なげだしたくなることもゆめをうたがってしまうこともあるだろうかげるじしんとしょうそうかん)

投げ出したくなることも夢を疑ってしまうこともあるだろう陰る地震と焦燥感

(「しょせんてのとどかないかがやきだ」とおもいしらされてくやしくなって)

「所詮手の届かない輝きだ」と思い知らされて悔しくなって

(きみがにぎったこぶしをやさしくつつむよ)

君が握った拳を優しく包むよ

(これからをいっぽいっぽつくる)

これからを一歩一歩創る

(やかみていむあのこもおもいあうあのこたちだって)

屋上停むあの子も思い合うあの子達だって

(どこかでまたひびきあえたらなんておもうから)

どこかでまた響き合えたらなんて想うから

(ひろいせかいのすみっこでなみだながすだれかのこころさえてらすおと)

広い世界の隅っこで涙流す誰かの心さえ照らす音

(とどくようにかきならす)

届くように掻き鳴らす

(ほしをつないであるいてゆくあしあとにせをおされて)

星を繋いで歩いてゆく足跡に背を押されて

(このよぞらへさきのみらいへすすんだくらやみにのまれそうでゆらぐときは)

この夜空へ先の未来へ進んだ暗闇に飲まれそうで揺らぐときは

(つないだせいざせんをたぐりってはぐれないようにさびしくないように)

繋いだ星座線を手操ってはぐれないように寂しくないように

(わらいあえるようとなりでよりそういまこのばしょからすすもう)

笑い会えるよう隣で寄り添う今この場所から進もう

(おなじほはばでふみだす)

同じ歩幅で踏み出す