ホラフキパペット

(「しょせん、このよはしゅうだんさいみんなんだ」って)

「所詮、この世は集団催眠なんだ」って

(みぎてのぱぺっとがいうよ)

右手のパペットが言うよ

(たからかにこゆびあげて)

高らかに小指挙げて

(きたいはずれのじんせいだったんだってなげいてる)

期待ハズレの人生だったんだって嘆いてる

(あーあこんなにもきみはおろかだ)

あーあ　こんなにも君は愚かだ

(もしもこいつのいうとおり)

もしもこいつの言う通り

(ぜんぶぜんぶうそならば)

全部全部嘘ならば

(きみのかなしみもれいがいではないんだ)

君の哀しみも例外ではないんだ

(ゆがんでないにんちなんてない)

歪んでない認知なんてない

(あいだなんてだいぜんてい！だから)

愛だなんて大前提！だから

(このゆびとまれ)

この指とまれ

(きみにかみさまがいないならぼくじゃだめですか)

君に神様がいないなら僕じゃダメですか

(すててほしいんだぼくいがいのうそなんか)

捨ててほしいんだ　僕以外の嘘なんか

(ぜんぶぜんぶさぁ)

全部全部さぁ

(どうせだまされるのなら)

どうせ騙されるのなら

(もうぼくにしませんか)

もう僕にしませんか

(ぼくらほらふきぱぺっと)

僕らホラ吹きパペット

(はったりでうごいている)

ハッタリで動いている

(くうらんまみれのかいとうようしみたいだって)

空欄まみれの解答用紙みたいだって

(みぎてのぱぺっとがいうよ)

右手のパペットが言うよ

(たかびしゃにこゆびつきだして)

高飛車に小指突き出して

(じっさいはずれになってしまうのばっかおそれてる)

実際ハズレになってしまうのばっか恐れてる

(あーあこんなにもきみはおろかだ)

あーあ　こんなにも君は愚かだ

(もしもこいつのいうとおり)

もしもこいつの言う通り

(ぜんぶぜんぶうそならば)

全部全部嘘ならば

(せかいじゅうさがしてもせいかいなどないんだ)

世界中探しても正解などないんだ

(いたんでないこころなんてない)

傷んでない心なんてない

(だけどあいだけはだいぜんてい！だから)

だけど愛だけは大前提！だから

(このゆびとまれ)

この指とまれ

(きみにかみさまがいないならぼくじゃだめですか)

君に神様がいないなら僕じゃダメですか

(ゆめでもよいんださかいめなんてないんだ)

夢でも良いんだ　境目なんて無いんだ

(ぜんぶぜんぶさ)

全部全部さ

(どうせだまされるのなら)

どうせ騙されるのなら

(もうぼくにしませんか)

もう僕にしませんか

(そうだあることないこと)

そうだあることないこと

(ぜんぶあることにしよう)

全部あることにしよう

(こころのあなのうめかたまちがえて)

心の穴の埋め方間違えて

(つまんないねっていわれるのをおそれてた)

つまんないねって言われるのを恐れてた

(いびつにゆがんだそこにあてはめるならもう)

いびつに歪んだそこに当てはめるならもう

(うそしかないねこのゆびとまれ)

嘘しかないね　この指とまれ

(きみにかみさまがいないならぼくじゃだめですか)

君に神様がいないなら僕じゃダメですか

(すててほしいんだぼくいがいのうそなんか)

捨ててほしいんだ　僕以外の嘘なんか

(ぜんぶぜんぶさぁ)

全部全部さぁ

(どうせだまされるのならもうぼくにしませんか)

どうせ騙されるのなら　もう僕にしませんか

(ぼくらほらふきぱぺっとはったりでうごいている)

僕らホラ吹きパペット　ハッタリで動いている

(きっときみのからだもそうはったりでうごかせる)

きっと君の身体もそう　ハッタリで動かせる