物語タイピング7 〜お母様〜
関連タイピング
-
プレイ回数119長文かな90秒
-
プレイ回数8490秒
-
プレイ回数83長文かな324打
-
プレイ回数1062歌詞かな1191打
-
プレイ回数7長文190打
-
プレイ回数19短文20打
-
プレイ回数64かな1284打
-
プレイ回数64連打90秒
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(「おまえ、ちからつかえんのか?」)
「お前、力使えんのか?」
(そうきりだしてきたのは、やみでした。)
そう切り出してきたのは、闇でした。
(「っい、いえ。まだ、つかえないわ。」)
「っ!い、いえ。まだ、使えないわ。」
(「はははっまえのやつより、むのうだな」)
「はははっ!前のやつより、無能だな!」
(るりはおもいました。まえのやつとはだれだろうと。)
瑠李は思いました。前のやつとは誰だろうと。
(「まえのやつについてしりたいか?」)
「前のやつについて知りたいか?」
(「それはなぁ、」)
「それはなぁ、」
(るりはごくんとつばをのみこみました。)
瑠李はごくんとつばを飲み込みました。
(「おまえのははだよ」)
「お前の母だよ!」
(るりはしんじられませんでした。あの、あのははがねがいいしのちからをもつものなのだと。)
瑠李は信じられませんでした。あの、あの母が願い石の力を持つものなのだと。
(「う、うそ。じゃあ、おかあさまがいなくなったのは、」)
「う、うそ。じゃあ、お母様がいなくなったのは、」
(「そうだよ。おれのせいだ。」)
「そうだよ。俺のせいだ。」
(るりはかっとなっていいました。)
瑠李はカッとなっていいました。
(「ぜんぶ、ぜんぶ、あなたのせいよ!あなたがいなければ、」)
「全部、全部、あなたのせいよ!あなたがいなければ、」
(「おかあさまやおとうさまはたすかった!」)
「お母様やお父様は助かった!」
(るりはとびだして、いえのなかにかけこみ、ちゃんとどあをしめました。)
瑠李は飛び出して、家の中に駆け込み、ちゃんとドアを締めました。
(「るりさま。」)
「瑠李様。」
(「ひとりに、して。」)
「1人に、して。」
(るりはへやにこもってしまいました。)
瑠李は部屋にこもってしまいました。