物語タイピング7 〜お母様〜

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投稿者投稿者北条 沙譜亜衣亜いいね0お気に入り登録
プレイ回数18難易度(3.6) 60秒 長文
タグ物語
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問題文

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(「おまえ、ちからつかえんのか?」)

「お前、力使えんのか?」

(そうきりだしてきたのは、やみでした。)

そう切り出してきたのは、闇でした。

(「っい、いえ。まだ、つかえないわ。」)

「っ!い、いえ。まだ、使えないわ。」

(「はははっまえのやつより、むのうだな」)

「はははっ!前のやつより、無能だな!」

(るりはおもいました。まえのやつとはだれだろうと。)

瑠李は思いました。前のやつとは誰だろうと。

(「まえのやつについてしりたいか?」)

「前のやつについて知りたいか?」

(「それはなぁ、」)

「それはなぁ、」

(るりはごくんとつばをのみこみました。)

瑠李はごくんとつばを飲み込みました。

(「おまえのははだよ」)

「お前の母だよ!」

(るりはしんじられませんでした。あの、あのははがねがいいしのちからをもつものなのだと。)

瑠李は信じられませんでした。あの、あの母が願い石の力を持つものなのだと。

(「う、うそ。じゃあ、おかあさまがいなくなったのは、」)

「う、うそ。じゃあ、お母様がいなくなったのは、」

(「そうだよ。おれのせいだ。」)

「そうだよ。俺のせいだ。」

(るりはかっとなっていいました。)

瑠李はカッとなっていいました。

(「ぜんぶ、ぜんぶ、あなたのせいよ!あなたがいなければ、」)

「全部、全部、あなたのせいよ!あなたがいなければ、」

(「おかあさまやおとうさまはたすかった!」)

「お母様やお父様は助かった!」

(るりはとびだして、いえのなかにかけこみ、ちゃんとどあをしめました。)

瑠李は飛び出して、家の中に駆け込み、ちゃんとドアを締めました。

(「るりさま。」)

「瑠李様。」

(「ひとりに、して。」)

「1人に、して。」

(るりはへやにこもってしまいました。)

瑠李は部屋にこもってしまいました。

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