物語タイピング7 〜お母様〜
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問題文
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(「おまえ、ちからつかえんのか?」)
「お前、力使えんのか?」
(そうきりだしてきたのは、やみでした。)
そう切り出してきたのは、闇でした。
(「っい、いえ。まだ、つかえないわ。」)
「っ!い、いえ。まだ、使えないわ。」
(「はははっまえのやつより、むのうだな」)
「はははっ!前のやつより、無能だな!」
(るりはおもいました。まえのやつとはだれだろうと。)
瑠李は思いました。前のやつとは誰だろうと。
(「まえのやつについてしりたいか?」)
「前のやつについて知りたいか?」
(「それはなぁ、」)
「それはなぁ、」
(るりはごくんとつばをのみこみました。)
瑠李はごくんとつばを飲み込みました。
(「おまえのははだよ」)
「お前の母だよ!」
(るりはしんじられませんでした。あの、あのははがねがいいしのちからをもつものなのだと。)
瑠李は信じられませんでした。あの、あの母が願い石の力を持つものなのだと。
(「う、うそ。じゃあ、おかあさまがいなくなったのは、」)
「う、うそ。じゃあ、お母様がいなくなったのは、」
(「そうだよ。おれのせいだ。」)
「そうだよ。俺のせいだ。」
(るりはかっとなっていいました。)
瑠李はカッとなっていいました。
(「ぜんぶ、ぜんぶ、あなたのせいよ!あなたがいなければ、」)
「全部、全部、あなたのせいよ!あなたがいなければ、」
(「おかあさまやおとうさまはたすかった!」)
「お母様やお父様は助かった!」
(るりはとびだして、いえのなかにかけこみ、ちゃんとどあをしめました。)
瑠李は飛び出して、家の中に駆け込み、ちゃんとドアを締めました。
(「るりさま。」)
「瑠李様。」
(「ひとりに、して。」)
「1人に、して。」
(るりはへやにこもってしまいました。)
瑠李は部屋にこもってしまいました。