【意味怖】日記 *概要欄に解説

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意味が分かると怖い話です!(記号入力無し)
*解説*
日記帳に書いた人物が不幸になっていたのは、
日記帳を買い与えた母が実行犯だったから。
なので母は「自死」であり、母が亡くなって
からは実行犯がいなくなってしまったので
父は生きている、という状況になっている。
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 nbmm 4720 C++ 5.1 92.7% 427.9 2191 171 45 2024/11/07

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問題文

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(わたしはむかしからにっきをつけている)

私は昔から日記をつけている。

(しょうがっこうににゅうがくするときにははからぷれぜんとされたものだ)

小学校に入学する時に、母からプレゼントされたものだ。

(にっきをつけはじめてもう10ねんがたった)

日記をつけ始めて、もう10年が経った。

(そのひあったできごとをかくのはにっかになっていた)

その日あった出来事を書くのは日課になっていた。

(こうこうににゅうがくしたころからわたしはいじめられるようになった)

高校に入学した頃から、私は苛められるようになった。

(さいしょはいたずらじみたことからじょじょにえすかれーと)

最初は悪戯じみたことから、徐々にエスカレート。

(きがいをくわえられるようになるまでさほどじかんはかからなかった)

危害を加えられるようになるまで、さほど時間はかからなかった。

(わたしをいじめていたのはおもにyだ)

私を苛めていたのは、主にYだ。

(そのころのにっきにはyへのうらみばかりがかかれている)

その頃の日記には、Yへの恨みばかりが書かれている。

(わたしはせいしんてきにやんでしまいとうこうきょひになった)

私は精神的に病んでしまい、登校拒否になった。

(ねておきてごはんをたべてにっきをかく)

寝て起きて、ご飯を食べて、日記を書く。

(そんなまいにちのくりかえし)

そんな毎日の繰り返し。

(だけどそんなわたしにてんきがおとずれた)

だけど、そんな私に転機が訪れた。

(なんとyがかいだんからおちおおけがをしたというのだ)

なんとYが階段から落ち、大怪我をしたというのだ。

(yはかおにおおけがをおいそれをりゆうにがっこうへこなくなった)

Yは顔に大怪我を負い、それを理由に学校へ来なくなった。

(それからというものわたしはいじめからかいほうされまたがっこうにかよえるようになった)

それからというもの、私は苛めから解放され、また学校に通えるようになった。

(yがいなくなってからのがっこうせいかつはたのしかった)

Yがいなくなってからの学校生活は楽しかった。

(べんきょうもたのしくかんじせいせきもぐんぐんあがりあきらめていただいがくにしんがくできた)

勉強も楽しく感じ、成績もぐんぐん上がり、諦めていた大学に進学できた。

(だいがくにはいったわたしははじめてのこいをした)

大学に入った私は、初めての恋をした。

(かれしができきゃんぱすらいふもじゅうじつしていた)

彼氏ができ、キャンパスライフも充実していた。

など

(だけどそれもながくはつづかなかった)

・・・だけど、それも長くは続かなかった。

(かれしはふたまたをしていてわたしとはただのあそびだったのだ)

彼氏は二股をしていて、私とはただの遊びだったのだ。

(わたしはかれしにすてられどんぞこまでおちこんだ)

私は彼氏に捨てられ、どん底まで落ち込んだ。

(このころのにっきもやっぱりかれしへのうらみばかり)

この頃の日記も、やっぱり彼氏への恨みばかり。

(そんなときそのかれがこうつうじこでなくなった)

そんな時、その彼が交通事故で亡くなった。

(こんなことをいうのはふきんしんかもしれないがざまあみろとおもった)

こんなことを言うのは不謹慎かもしれないが、ざまあみろ、と思った。

(そしてだいがくをそつぎょうごしゅうしょくをした)

そして大学を卒業後、就職をした。

(しゅうしょくさきではいやなじょうしにいろいろといじめられた)

就職先では、嫌な上司に色々と苛められた。

(わたしはまいにちにっきちょうにうらみごとをかいた)

私は毎日、日記帳に恨み言を書いた。

(このころからわたしはなんとなくこのにっきちょうにかけば)

この頃から私はなんとなく、この日記帳に書けば、

(あいてにふこうがおとずれるのではないかとおもうようになっていた)

相手に不幸が訪れるのではないかと思うようになっていた。

(そしてそのかんがえがあたっていることがしょうめいされる)

そして、その考えが当たっていることが証明される。

(そのいやなじょうしはなにものかにないふでさされじゅうたいになったのだ)

その嫌な上司は、何者かにナイフで刺され、重体になったのだ。

(それからというものわたしはいやなことがあればすぐににっきちょうにかくようになった)

それからというもの、私は嫌なことがあればすぐに日記帳に書くようになった。

(そのたびににっきにかいたあいてにふこうがおとずれる)

そのたびに、日記に書いた相手に不幸が訪れる。

(すかっとしたひびがつづく)

スカッとした日々が続く。

(だがざんねんながらわたしはえんにめぐまれることなくどくしんのまま60さいをむかえた)

だが、残念ながら、私は縁に恵まれることなく、独身のまま60歳を迎えた。

(しごとをやめりょうしんのかいごをするまいにちになっていた)

仕事を辞め、両親の介護をする毎日になっていた。

(わたしはかいごにじぶんのじかんがとられることにいらだちをおぼえるようになった)

私は介護に自分の時間が取られることに、いら立ちを覚えるようになった。

(そしてひさしぶりにわたしはにっきちょうにははへのうらみごとをかいた)

そして、久しぶりに私は日記帳に母への恨み言を書いた。

(するとつぎのひはははみずからいのちをたった)

すると次の日、母は自ら命を絶った。

(それをみてわたしはかんぜんにふっきれた)

それを見て、私は完全に吹っ切れた。

(ちちにもしんでもらいわたしはもういちどじぶんのじんせいをあゆもうとかんがえた)

父にも死んでもらい、私はもう一度、自分の人生を歩もうと考えた。

(そのひわたしはにっきちょうにちちへのうらみごとをかいた)

その日、私は日記帳に父への恨み言を書いた。

(あれから5ねんたつがちちはまだなにごともなくいきている)

あれから5年経つが、父はまだ何事もなく、生きている。

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