Confetti

(こうかいはさきにたたずとくやんでもきのうはかわりはしないし)

後悔は先に立たずと悔やんでも昨日は変わりはしないし

(ぼくのほうがさきにこれなんどめだよってごちる)

「僕の方が先に...」 これ何度目だよってごちる

(だれだってわかくいたいとねがってもとけいはとまりはしないし)

誰だって若くいたいと願っても時計は止まりはしないし

(じつのとこはかめだってまんねんもいきちゃいられない)

実のとこは亀だって万年も生きちゃいられない！

(そこでぼくはうさぎになってはるかとおくつきのうえにのぼった)

そこで僕は兎になって遥か遠く月の上に登った

(ときにいそいだりときにさぼったりおもちをついたりするのもいい)

時に急いだり 時にサボったり お餅をついたりするのもいい

(ずっとかけちがえてたすれちがってたぼたんのほーるを)

ずっと掛け違えてた すれ違ってたボタンのホールを

(ひとつひとつはずしてやりなおすのもいいな)

ひとつひとつ外してやり直すのもいいな

(でもぼくらはみとめあったりゆるしあったりできるいきもの)

でも僕らは認め合ったり許し合ったり出来る生き物

(ばかばなしのひびはつづく)

馬鹿話の日々は続く

(あめなんてふらなきゃいいとぼやいてもあしたははれやしないし)

雨なんて降らなきゃいいとボヤいても明日は晴れやしないし

(でもねあめのひがなけりゃだいすきなおこめもたけない)

でもね、雨の日がなけりゃ大好きなお米も炊けない！

(たまにぼくはさかなになってくらくふかいうみのそこにもぐった)

たまに僕は魚になって暗く深い海の底に潜った

(だれのこえもあしたのてんきもとどかないとこでくらしたい)

誰の声も 明日の天気も 届かない所で暮らしたい

(なんどもまよいこんではひきかえしてたいたんのこーすを)

何度も迷い込んでは引き返してた"異端"のコースを

(きょうだけはむししてのりきるのもいいな)

今日だけは無視して乗り切るのもいいな

(そしてどんなあらしになってもやりがふってもどこふくかぜよ)

そしてどんな嵐になっても槍が降ってもどこ吹く風よ

(はなふぶきのひびをすすむ)

花吹雪の日々を進む

(ぼくたちのたびにしゅうちゃくてんはない)

僕たちの旅に終着点はない

(ただああなりたいいやこうなりたいっておもうのがにんげんだから)

ただああなりたい いやこうなりたい って思うのが人間だから

(ずっとかけちがえてたすれちがってたぼたんのほーるを)

ずっと掛け違えてた すれ違ってたボタンのホールを

(ひとつひとつはずしてやりなおすのもいいな)

ひとつひとつ外してやり直すのもいいな

(でもぼくらはみとめあったりゆるしあったりできるいきもの)

でも僕らは認め合ったり許し合ったり出来る生き物

(ばかばなしのひびはつづく)

馬鹿話の日々は続く

(はなふぶきのひびをすすむ)

花吹雪の日々を進む