二色蝶

東方曲 No.246
以下敬称略
凋叶棕 http://www.rd-sounds.com/
https://twitter.com/rdwithleaf
vocal : 中恵光城
二色蝶
この曲の公式MV等はありません
アルバム : 徒
原曲 二色蓮花蝶 ~ Ancients
追記 24/9月11日投稿
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歌詞(問題文)
(いきているならば、)
生きているならば、
(いちどはきっと。)
一度はきっと。
(そのいのち、ききにさらされもするだろう。)
その命、危機に曝されもするだろう。
(そう、いきるということは、)
そう、生きるということは、
(きまぐれなもので、)
気紛れなもので、
(ときに、すべては、)
時に、全ては、
(いがいなほどあっけない。)
意外なほど呆気無い。
(いきているならば、)
生きているならば、
(そのみをきっと。)
その身をきっと。
(えじきとしてねらうものもいるだろう。)
餌食として狙うものも居るだろう。
(そして、あわれれながら、)
そして、哀れながら、
(ねらわれたものは、)
狙われたものは、
(そのちからでは、)
その力では、
(あらがうじゅつをもたない。)
抗う術を持たない。
(おもえば、いみのないいのち。)
思えば、意味のない生涯。
(ながらえても、)
永らえても、
(のぞみなどなくば。)
望みなどなくば。
(これが、このみのさだめと、)
これが、この身の定めと、
(ただただうけいれよう。)
唯々受け容れよう。
(これまで、と、かくごのせつな。)
これまで、と、覚悟の刹那。
(しかいにひろがったけしきは、)
視界に広がった光景は、
(あかく、しろく、あやしく、)
紅く、白く、妖しく、
(はげしく、そして、きょうじんく。)
烈しく、そして、強靭く。
(まう、にしょくのちょう。)
舞う、二色の蝶。
(さながら、)
宛ら、
(ぼうが。)
忘我。
(それが、まぼろしのはてなる、あだばな。)
それが、幻の果てなる、徒花。
(ほうが。)
萌芽。
(においたつように、)
匂い立つように、
(ひらりひらりと。)
ひらりひらりと。
(さんげ。)
散華。
(とどまるすべてのはなをちらすように。)
留まる全ての花を散らすように。
(れんげ。)
蓮花。
(かさなるすがたになにをみたか。)
重なる姿に何を見たか。
(そらのこんさをとじこめたひとみで、)
空の昏さを閉じ込めた瞳で、
(えいえんをふるうすがたはなによりうつくしく。)
永遠を揮う姿は何より美しく。
(とがしょくのはなを、)
咎色の花を、
(はたと、はらいらす、)
はたと、祓らす、
(そのなさえしらぬ、)
その名さえ知らぬ、
(にしょくちょう。)
二色蝶。
(いきているならば、)
生きているならば、
(いちどはきっと。)
一度はきっと。
(そのいのち、ささげたくもなるだろう。)
その命、捧げたくもなるだろう。
(だが、いきるということは、)
だが、生きるということは、
(つめたいもので、)
冷たいもので、
(ときに、すべては、)
時に、全ては、
(いがいなほどそっけない。)
意外なほど素っ気無い。
(ああせめてひとめ、ひとめと。)
あゝせめて一目、一目と。
(もとめたすがたのあるゆえんは、)
求めた姿の在る所以は、
(ひとなるものにはけしてふるわぬちからのしょさ。)
我々にはけして揮わぬ力の所作。
(ひとのみでかなわぬのなら、)
人の身で叶わぬのなら、
(このみをおとせばいいのだ、と。)
この身を堕とせばいいのだ、と。
(ふたたび、あれとであうことができるのなら、)
再び、「あれ」と出逢うことが出来るのなら、
(なにをもいとわぬ。)
何をも厭わぬ。
(ただただ、)
ただただ、
(こうが。)
高雅。
(おまえは、)
其方は、
(まぼろしにさく、あだばな。)
幻に咲く、婀娜花。
(たんが。)
端雅。
(このこころのうちに、)
この心のうちに、
(はらりはらりと。)
はらりはらりと。
(いんが。)
因果。
(すてたいのちにいみをあたえたように。)
棄てた命に意味を与えたように。
(れんげ。)
蓮花。
(かさなるすがたにゆめをみたか。)
重なる姿に幻想を見たか。
(うるわしければそれでいいのだと、)
美しければそれでいいのだと、
(あのすがたのままで、)
あの姿のままで、
(えいきゅうにあれよとこがれつつ。)
永久に在れよと焦がれつつ。
(とがしょくのはなを、)
咎色の花を、
(はらと、まわす、)
はらと、舞わす、
(そのなさえしらぬ、にしょくちょう。)
その名さえ知らぬ、二色蝶。
(はなをちらすのは、)
花を散らすのは、
(おまえが、)
其方が、
(のぞむことなのか?)
望むことなのか?
(おまえも、)
其方も、
(そしてさかせるのか。)
そして咲かせるのか。
(ちらすだけでは、)
散らすだけでは、
(あきたらず。)
飽き足らず。
(ならば、もとよりすてたいのち、)
ならば、もとより捨てた命、
(せめて、はなをさかせよう。)
せめて、花を咲かせよう。
(そうして、)
そうして、
(かいか。)
開花。
(このみは、)
この身は、
(まぼろしのはての、あだばな。)
幻の果ての、徒花。
(ばらわれ。)
散我。
(おまえが、いむべきこのすがたなら。)
オマエが、忌むべきこの姿なら。
(ぽんわれ。)
奉我。
(おもいをほえるものをはらうように。)
想いを吼える物怪を祓うように。
(れんげ。)
蓮花。
(このみをやくことをいま、ねがう。)
この身を焼くことを今、願う。
(さぁ、いまふたたび、)
さぁ、今再び、
(えいえんをてに!)
永遠を手に!
(そのすべてをもって、)
その全てを以って、
(このみをただのゆめときせ。)
この身をただの幻想と帰せ。
(とがしょくのはなを、)
咎色の花を、
(ざあとばらえらせ、)
ざあと祓らせ、
(そのなさえしらぬ、にしょくちょう。)
その名さえ知らぬ、二色蝶。
(ついぞ、そのなさえしらぬ、にしょくちょう。)
終ぞ、その名さえ知らぬ、二色蝶。