深夜高速

(せいしゅんごっこをいまもつづけながらたびのとちゅう)

青春ごっこを今も続けながら旅の途中

(へっどらいとのひかりはてまえしかてらさない)

ヘッドライトの光は手前しか照らさない

(まっくらなみちをはしるむねをたかぶらせはしる)

真っ暗な道を走る胸を高ぶらせ走る

(もくてきちはないんだかえりみちもわすれたよ)

目的地はないんだ帰り道も忘れたよ

(こわれたいわけじゃないこわしたいものもない)

壊れたいわけじゃない壊したいものもない

(だからといってすべてにまんぞくしてるわけがない)

だからといって全てに満足してるわけがない

(ゆめのなかでくらしてるゆめのなかでいきていく)

夢の中で暮らしてる夢の中で生きていく

(こころのなかのひょうりゅうしゃあしたはどこにある)

心の中の漂流者あしたはどこにある

(いきててよかったいきててよかった)

生きててよかった生きててよかった

(いきててよかったそんなよるをさがしてる)

生きててよかったそんな夜を探してる

(としをとったらとるだけふえていくものはなに)

年を取ったらとるだけ増えていくものは何

(としをとったらとるだけすきとおるばしょはどこ)

年を取ったらとるだけ透き通る場所はどこ

(じゅうだいはいつかおわるいきていればすぐおわる)

十代はいつか終わる生きていればすぐ終わる

(わかさはいつもすっぱだかみぐるしいほどひとりぼっち)

若さはいつも素っ裸見苦しい程ひとりぼっち

(いきててよかったいきててよかった)

生きててよかった生きててよかった

(いきててよかったそんなよるをさがしてる)

生きててよかったそんな夜を探してる

(いきててよかったいきててよかった)

生きててよかった生きててよかった

(いきててよかったそんなよるはどこだ)

生きててよかったそんな夜はどこだ

(ぼくがいままでやってきたたくさんのひどいこと)

僕が今までやってきたたくさんのひどい事

(ぼくがいままでいってきたたくさんのひどいことば)

僕が今まで言ってきたたくさんのひどい言葉

(なみだなんかじゃおわらないわすれられないできごと)

涙なんかじゃ終わらない忘れられない出来事

(ひとつのこらずもってけどこまでももってけよ)

ひとつ残らず持ってけどこまでも持ってけよ

(いきててよかったいきててよかった)

生きててよかった生きててよかった

(いきててよかったそんなよるをさがしてる)

生きててよかったそんな夜を探してる

(いきててよかったいきててよかった)

生きててよかった生きててよかった

(いきててよかったそんなよるはどこだ)

生きててよかったそんな夜はどこだ

(いこうぜいこうぜぜんかいのむねで)

いこうぜいこうぜ全開の胸で

(いこうぜいこうぜふるわせていこうぜ)

いこうぜいこうぜ震わせていこうぜ

(もっともっともっともっとみたことのないばしょへ)

もっともっともっともっと見た事のない場所へ

(ずっとずっとずっとずっとたねをまいてく)

ずっとずっとずっとずっと種をまいてく

(ぜんかいのむねぜんかいのこえぜんかいのすでで)

全開の胸全開の声全開の素手で

(かんじることだけがすべてかんじたことがすべて)

感じる事だけが全て感じたことが全て

(いきててよかったいきててよかった)

生きててよかった生きててよかった

(いきててよかったいきててよかった)

生きててよかった生きててよかった

(いきててよかったいきててよかった)

生きててよかった生きててよかった

(いきててよかった)

生きててよかった