明日には大人になる君へ
関連タイピング
歌詞(問題文)
(あしたにはおとなになるきみへ)
明日には大人になる君へ
(きょりのさいしょうたんいをじかんのさいしょうたんいをわたしのさいしょうたんいを)
距離の最小単位を 時間の最小単位を “私”の最小単位を
(こまぎれになったえいがふぃるむのひとこまのようなせいひつなばしょで)
細切れになった 映画フィルムの一コマの様な静謐な場所で
(じかくとむじかくのこうさするさんさろで)
自覚と無自覚の交差する三叉路で
(しょしゅうのかぜがなぜるほどうきょうで)
初秋の風が撫ぜる歩道橋で
(そこでまちあわせしよう)
そこで待ち合わせしよう
(あしたにはおとなになるきみへ)
明日には大人になる君へ
(わたしはじしをひていしないわたしはこどくをひていしない)
私は自死を否定しない 私は孤独を否定しない
(わたしはわたしというていぎのりょうぶんについてはかいぎてきでありたい)
私は“私”という定義の領分については懐疑的でありたい
(しゃかいにおけるきょうぐうとそのずいじゃくなせいしんをよりどころにした)
社会における境遇と その随弱な精神を拠り所にした
(わたしとよぶにはみせいじゅくなじいしきをこんどうしたりはしない)
“私”と呼ぶには未成熟な自意識を混同したりはしない
(あしたにはおとなになるきみへ)
明日には大人になる君へ
(これからくるじんせいのくつじょくにおいてはほうふくをちかうのもむりはないのかもしれない)
これから来る人生の屈辱においては 報復を誓うのも無理はないのかもしれない
(しかしながらそのいたみがきみのそんげんにあたいするかしるべきだ)
しかしながらその痛みが 君の尊厳に値するか知るべきだ
(きんぴんもくてきのせっとうはんはわたしのかいたしのいちぎょうだってぬすめやしない)
金品目的の窃盗犯は 私の書いた詩の一行だって盗めやしない
(わたしはそれをそんげんとよぶ)
私はそれを尊厳と呼ぶ