【意味怖】アパートの部屋 *概要欄に解説

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意味が分かると怖い話です!(記号入力無し)
*解説*
事件があったのは、語り手の部屋である105号室の真上。
つまり205号室。
なのに、田中と名乗る女性が205号室なのはおかしい。
一体、この女性は何者なのだろうか・・・。

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問題文

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(105ごうしつ)

105号室。

(おれがいますんでいるあぱーとのへやばんごうだ)

俺が今住んでいるアパートの部屋番号だ。

(けっこうふるいけどやちんもやすくちかくにえきもこんびにもあるのできにいっている)

結構古いけど、家賃も安く、近くに駅もコンビニもあるので気に入っている。

(ほかのじゅうにんとのにんげんかんけいもりょうこうというかあいさつするていど)

他の住人との人間関係も良好、というか挨拶する程度。

(あまりかかわらないおかげかへんなとらぶるはおきたことがない)

あまり関わらないおかげか、変なトラブルは起きたことがない。

(ただひとりだけみかければこえをかけるようにしているじゅうにんがいる)

ただ、一人だけ、見かければ声をかけるようにしている住人がいる。

(だいがくせいらしくえがおがすてきなおんなのこだ)

大学生らしく、笑顔が素敵な女の子だ。

(ふだんおんなっけのないおれにとってひびのゆいいつのいやしといってもいい)

普段、女っ気のない俺にとって、日々の唯一の癒しと言ってもいい。

(どのへやにすんでいるのかはしらない)

どの部屋に住んでいるのかは知らない。

(きになってはいるがへんにしらべようとしてきらわれてはもともこもない)

気になってはいるが、変に調べようとして嫌われては元も子もない。

(なのではなしかけてじみちになかよくなるというほうほうをとっているのだ)

なので、話しかけて地道に仲良くなるという方法を取っているのだ。

(きのうもしごとがえりにちょうどあって30ぷんくらいはなしをした)

昨日も、仕事帰りにちょうど会って、30分くらい話をした。

(けっこうよいふんいきだとおもう)

結構良い雰囲気だと思う。

(このちょうしならこんどどこかにでかけようとさそえるかもしれない)

この調子なら、今度どこかに出かけようと誘えるかもしれない。

(そしてそのしゅうのにちようび)

そして、その週の日曜日。

(へやのなかでごろごろしているとあぱーとのまえにぱとかーときゅうきゅうしゃがとまった)

部屋の中でゴロゴロしていると、アパートの前にパトカーと救急車が止まった。

(なんだろうとおもいそとにでてみる)

なんだろうと思い、外に出てみる。

(するとけいさつやらきゅうきゅうたいいんやらが2かいのへやへとはいっていった)

すると、警察やら救急隊員やらが2階の部屋へと入って行った。

(おれのへやのちょうどまうえだ)

俺の部屋のちょうど真上だ。

(なにごとかとおもいすきをみてけいさつかんにはなしかけてみた)

何事かと思い、隙を見て警察官に話しかけてみた。

など

(なにがあったんですか)

「何があったんですか?」

(あーじさつだよくびつりだいぶふはいがすすんでねにおいとかしなかった)

「あー、自殺だよ、首吊り。大分腐敗が進んでね、匂いとかしなかった?」

(いえとくには)

「いえ、とくには・・・」

(うわーいやなことをきいた)

うわー、嫌なことを聞いた。

(ということはおれのへやのうえがじこぶっけんになるってことか)

ということは俺の部屋の上が事故物件になるってことか。

(なんかいやだなあ)

なんか嫌だなあ。

(そこでだめもとでおおやさんにへやをかえてもらえないかとこうしょうした)

そこで、ダメ元で大家さんに部屋を変えてもらえないかと交渉した。

(でていかれるよりはといってかえてくれた)

出て行かれるよりは、と言って変えてくれた。

(こんどは101ごうしつだ)

今度は101号室だ。

(おなじあぱーとないなのでじぶんですこしずつものをいどうさせていく)

同じアパート内なので、自分で少しずつ物を移動させていく。

(そして3にちほどでひっこしがかんりょうした)

そして3日程で引っ越しが完了した。

(そんなときとつぜんいんたーふぉんがなった)

そんな時、突然インターフォンが鳴った。

(でてみるあのこだった)

出てみると、あの子だった。

(ひっこすことにしたんですああいうことがあったので)

「引っ越すことにしたんです、ああいうことがあったので・・・。」

(あーそうなんだ)

「・・・あー、そうなんだ。」

(おれはものすごくがっかりした)

俺は物凄くがっかりした。

(そしておんなのこははこづめのおかしをくれた)

そして女の子は、箱詰めのお菓子をくれた。

(どうやらひっこしをするのできんりんのひとにくばってまわっているみたいだ)

どうやら、引っ越しをするので近隣の人に配って回っているみたいだ。

(さびしいとおもいながらもおかしをうけとりおんなのこをみおくった)

寂しいと思いながらも、お菓子を受け取り、女の子を見送った。

(へやのなかでおかしをつつんでいるかみをみる)

部屋の中でお菓子を包んでいる紙を見る。

(205ごうしつたなかあさみ)

205号室 田中 あさみ

(そうかいてあった)

そう書いてあった。

(いまさらへやとなまえをしってもなあ)

今更、部屋と名前を知ってもなあ。

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