いつか君が大人になった時に

(しゅうまつのあさ)

週末の朝

(めざめたぼくのとなりでねいきをたてるきみ)

目覚めた僕の隣で寝息を立てる君

(ちょっとだけふれたたいおんがすきだな)

ちょっとだけ触れた体温が好きだな

(さいきんしごとがいそがしいみたいだから)

最近仕事が忙しいみたいだから

(かえりもおそくなって)

帰りも遅くなって

(ちょっとだけさびし)

「ちょっとだけ寂し」

(いやなんでもないよ)

いやなんでもないよ

(すきということばを)

好きという言葉を

(いうたびにみかえりをもとめてしまう)

言う度に見返りを求めてしまう

(いまはまよいまよっていい)

今は迷い迷っていい

(わがままなままでいい)

わがままなままでいい

(でもさいごはぼくをえらんでね)

でも最後は僕を選んでね

(いつかきみがおとなになったときに)

いつか君が大人になった時に

(あいのとうとさをしったときに)

愛の尊さを知った時に

(ぼくいがいありえないととかならずいわせてみせるよ)

「僕以外ありえないと」と必ず言わせてみせるよ

(どんなばめんをきりぬいたとしても)

どんな場面を切り抜いたとしても

(おもわずえみがこぼれるような)

思わず笑みがこぼれるような

(おもいでをそだてていこう)

思い出を育てていこう

(ただぼくはきみのことが)

ただ僕は君のことが

(あさひがさしこむへやのかーてんがゆれて)

朝日が差し込む部屋のカーテンが揺れて

(そのむこうでせんたくものをほすきみを)

その向こうで洗濯物を干す君を

(ながめてしあわせにひたるそのけんりは)

眺めて幸せに浸るその権利は

(だれにもゆずってたまるか)

誰にも譲ってたまるか

(いつかふたりあゆんだみちのさきで)

いつか2人歩んだ道の先で

(きみににたこどもなんかできて)

君に似た子供なんかできて

(そしたらいまいるどんなやつよりも)

そしたら今居るどんなやつよりも

(きょうてきのらいばるだな)

強敵のライバルだな

(いつかきみがおとなになったときに)

いつか君が大人になった時に

(あいのとうとさをしったときに)

愛の尊さを知った時に

(あなたをあいしているとかならずいわせてみせるよ)

「あなたを愛している」と必ず言わせてみせるよ

(どんなばめんをきりぬいたとしても)

どんな場面を切り抜いたとしても

(うれしなみだがあふれるようなおもいでをそだてていこう)

嬉し涙が溢れるような思い出を育てていこう

(ただぼくはきみのことがだいすきだよ)

ただ僕は君のことが「大好きだよ。」