【意味怖】交通警備員 *概要欄に解説
トランシーバーを使っているということは
車のストップやゴーは無線を通じて行っている。
つまりトランシーバーで「車を通すのでそっちの車を
止めてください」という連携をとっている。
だがおじいさんは補聴器が外れていたため、
トランシーバーの声は聞こえていない。
(語り手が大きい声を出しているのに反応がない)
そして交代をするとき、語り手の横を車が通っている。
最後にサイレンの音もしていることから、
誘導ミスによる衝突事故が起きていることが考えられる。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | nbmm | 4709 | C++ | 5.2 | 90.6% | 387.1 | 2033 | 210 | 48 | 2024/12/15 |
2 | あ | 4378 | C+ | 4.6 | 93.8% | 449.0 | 2105 | 139 | 48 | 2024/12/18 |
3 | りりーさん | 3663 | D+ | 4.1 | 88.7% | 484.5 | 2033 | 258 | 48 | 2024/12/12 |
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問題文
(なつやすみ)
夏休み。
(じっかにかえってもとくにすることはないのでばいとざんまいのにっていをくんだ)
実家に帰っても、特にすることはないので、バイト三昧の日程を組んだ。
(てっとりばやくかせごうとおもってじきゅうのたかいところをえらんだのがまちがいだった)
手っ取り早く稼ごうと思って、時給の高いところを選んだのが間違いだった。
(にっきゅう15000えん)
日給15,000円。
(おれにとってかなりはかくだったからなにもかくにんしないでとびついた)
俺にとってかなり破格だったから、何も確認しないで飛びついた。
(ばいとのないようはどうろのゆうどうけいびいんだ)
バイトの内容は、道路の誘導警備員だ。
(でも1にちめでこうかいした)
でも、1日目で後悔した。
(にっきゅうとしてかんがえるとたかいがろうどうじかんは12じかん)
日給として考えると高いが、労働時間は12時間。
(まずゆうどうばしょまでむかうのにかたみち1じかんはかかる)
まず、誘導場所まで向かうのに、片道1時間はかかる。
(なんだかんだいって15じかんくらいこうそくされるようなものだ)
なんだかんだ言って、15時間くらい拘束されるようなものだ。
(じきゅうにかんさんすると1000えんちょっと)
時給に換算すると、1,000円ちょっと。
(なによりえんてんかのなかたちつづけないといけないのがごうもんにちかい)
なにより炎天下の中、立ち続けないといけないのが拷問に近い。
(これならたしょうじきゅうがひくくてもこんびにやすーぱーのてんいんのほうがいい)
これなら多少時給が低くても、コンビニやスーパーの店員の方がいい。
(えあこんのきいたばいとさきにすればよかった)
エアコンの効いたバイト先にすればよかった。
(とはいえなにも12じかんぶっとおしでたっているわけではない)
とはいえ、なにも12時間ぶっ通しで立っているわけではない。
(2じかんに1かい30ぷんのきゅうけいがある)
2時間に1回、30分の休憩がある。
(けっこうやすみじかんがおおいじゃんとおもうかもしれないが30ぷんではかいふくできない)
結構休み時間が多いじゃん、と思うかもしれないが、30分では回復できない。
(ほんとうたいようってやばいんだなとつうかん)
本当、太陽ってヤバイんだなと痛感。
(てつをおいておいたらたいようのねつでにくがやけちゃうこともあるくらいだし)
鉄を置いておいたら、太陽の熱で肉が焼けちゃうこともあるくらいだし。
(まあとにかくいちどやることになったのだからあきらめてやるしかない)
まあ、とにかく一度やることになったのだから、諦めてやるしかない。
(らいねんはぜったいにやらないとこころにちかった)
来年は絶対にやらないと心に誓った。
(のみものをのんでぼーっとしているとあらーむがなった)
飲み物を飲んでぼーっとしていると、アラームが鳴った。
(きゅうけいのこうたいじかんだ)
休憩の交代時間だ。
(またじごくの2じかんのはじまりだ)
また、地獄の2時間の始まりだ。
(いまきているげんばはどしゃくずれのえいきょうでやまの23ごうめをかたがわつうこうにしている)
今来ている現場は、土砂崩れの影響で山の2~3合目を片側通行にしている。
(それのゆうどうでくるまをとめたりうながしたりしている)
それの誘導で、車を止めたり促したりしている。
(やまのなかのげんばだからひまかとおもっていたけどかんこうしーずんのせいかくるまがおおい)
山の中の現場だから暇かと思っていたけど、観光シーズンのせいか車が多い。
(しかもばすやとらっくをうかつにとめるとうんてんしゅにおこられたりする)
しかもバスやトラックをうかつに止めると、運転手に怒られたりする。
(はあやってられん)
はあ、やってられん。
(どんどんゆううつになる)
どんどん憂鬱になる。
(おれがむかっていくなかでもなんだいかのくるまがとおっていく)
俺が向かっていく中でも、何台かの車が通っていく。
(こうたいですよきゅうけいどうぞ)
「・・・交代ですよ、休憩どうぞ。」
(おれとぺあのひとは70さいのじいさんだ)
俺とペアの人は70歳のじいさんだ。
(よくこんなえんてんかのなかへいきなかおでたってられるもんだ)
よくこんな炎天下の中、平気な顔で立ってられるもんだ。
(だがおれがこえをかけてもじいさんはむはんのうだ)
だが、俺が声をかけても、じいさんは無反応だ。
(きゅうけいどうぞ)
「休憩どうぞ!」
(さけぶようにいうがまたもむはんのう)
叫ぶように言うが、またも無反応。
(たったままきぜつしているのかとおもったがみみのところにほちょうきがはいっていない)
立ったまま気絶しているのかと思ったが、耳のところに補聴器が入っていない。
(じいさんのあしもとをみるとあんのじょうほちょうきがおちている)
じいさんの足元を見ると、案の定、補聴器が落ちている。
(おれはほちょうきをひろいじいさんのかたをたたきほちょうきをわたす)
俺は補聴器を拾い、じいさんの肩を叩き補聴器を渡す。
(ああありがとうどおりでさっきからきこえづらいとおもったわけだ)
「ああ!ありがとう!どおりでさっきから聞こえづらいと思ったわけだ。」
(きゅうけいですよ)
「休憩ですよ。」
(ありがとうじゃあよろしく)
「ありがとう。じゃあよろしく。」
(じいさんはおれにとらんしーばーをわたしてきゅうけいのためにくるまのほうへあるいていく)
じいさんは俺にトランシーバーを渡して、休憩のために車の方へ歩いていく。
(さてと)
さてと。
(また2じかんがんばりますか)
また2時間頑張りますか。
(あれなんかさいれんのおとがするな)
・・・あれ?なんかサイレンの音がするな。
(なんだろう)
なんだろう?