encourager

(さしだされたそのてを、そっとにぎって)

差し出されたその手を、そっと握って

(だいじょうぶだとわらいかける。)

大丈夫だと笑いかける。

(そうしたらどうしてか、どこかいたずらみたいに)

そうしたらどうしてか、どこか悪戯みたいに

(わらいかえしてくれるの。)

笑い返してくれるの。

(そんな、しぐさとかえがおとか)

そんな、仕草とか　笑顔とか

(わたしよりこどもみたいで。)

私より子供みたいで。

(だけれど、かみさまみたいにかがやいていた！)

だけれど、神様みたいに輝いていた！

(なにもおそれないで)

何もおそれないで

(めもそらさないで)

目も逸らさないで

(あるいていくことができるのは、そのつよさのおかげ？)

歩いていくことができるのは、その強さのおかげ？

(そうなれたらいいな、、、って。)

そうなれたらいいな、、、って。

(きっとそうなれるから！って。)

きっとそうなれるから！って。

(そのことばが、ふしぎなくらい、このこころにとけていく。)

その言葉が、不思議なくらい、この心に溶けていく。

(わたしに、ゆうきを、くれたひと。)

わたしに、勇気を、くれたひと。

(たとえば、おもいをつたえたいひとがいたとして、)

たとえば、思いを伝えたい人がいたとして、

(なにもできずにいるときとか。)

なにもできずにいるときとか。

(じぶんのよわさをじぶんではどうにもできなくて、)

自分の弱さを自分ではどうにもできなくて、

(じぶんをせめたくなるときとか。)

自分を責めたくなるときとか。

(そんな、つよさとかゆうきとか)

そんな、強さとか　勇気とか

(すこしだけあればいいのに。)

少しだけあればいいのに。

(それでも、かみさまみたいなひともいるなら。)

それでも、神様みたいなひともいるなら。

(なにもおそれないで)

何もおそれないで

(めもそらさないで)

目も逸らさないで

(あるいていくことができるよう、きっとわたしだって。)

歩いていくことができるよう、きっと私だって。

(ひとがよわくあれども、おもいをつよくもてば)

「人が弱くあれども、想いを強く持てば」

(そのことばを、きせきにして、そっとだきしめている。)

その言葉を、奇跡にして、そっと抱きしめている。

(あしたが、またくる。)

明日が、また来る。

(いっぽ、まえにすすむ。)

一歩、前に進む。

(すべてがうまくいくわけじゃないね。)

すべてが上手くいくわけじゃないね。

(それでも、わたしに。)

それでも、わたしに。

(あしたが、あるように。)

明日が、あるように。

(いつかはあなたのように。)

いつかはあなたのように。

(なにもおそれないで)

何もおそれないで

(めもそらさないで)

目も逸らさないで

(あるいていくあなたのせなかを、おいかけていきたい。)

歩いていくあなたの背中を、追いかけていきたい。

(ゆるがないことばを)

揺るがない言葉を

(かわらないおもいを)

変わらない想いを

(たとえいまはまだちいさくても、きっとつよくなれると。)

たとえ今はまだ小さくても、きっと強くなれると。

(わたしに、ゆうきを、くれたひと。)

わたしに、勇気を、くれた「神様」。