蜘蛛ノ糸
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歌詞(問題文)
(きのうのよいもあけにはきえてゆく)
昨日の酔いも明けには消えてゆく
(よるのはざまでおどれはてるまで)
夜のはざまで踊れ果てるまで
(よりかかるかたいずれはしびれてく)
寄りかかる肩いずれは痺れてく
(ごくらくじょうどをさがせどやみのなか)
極楽浄土を探せど 闇の中
(なまぬるくてにごったいけのそこ)
生ぬるくて濁った池の底
(みのたけにあうなんてきれいごと)
身の丈に合うなんて綺麗事
(ひとすじのかおりにきたいをしちゃうの)
一筋の香りに期待をしちゃうの
(たったひとつだけみらいをえらべ)
たった一つだけ未来を選べ
(しなばもろともいばらみちであろうとも)
死なば諸共茨道であろうとも
(じごくまでたれるくものいとを)
地獄まで垂れる蜘蛛の糸を
(からませてのひらはわせたどれいま)
絡ませ手のひら 這わせたどれ今
(むなさわぎみおとして)
胸騒ぎ見落として
(きのうのよいのかおりはにげてゆく)
昨日の宵の香りは逃げてゆく
(みくだすさきでにぶくひかるはりのやま)
見下す先で 鈍く光る針の山
(すがりつくうでのしびれもきれていく)
縋り付く腕の痺れも切れていく
(ごくらくじょうどははるかくものさき)
極楽浄土は遥か 雲の先
(おぼろづきもひかってみえるような)
朧月も光って見えるような
(くらくなったまがりかどをぬけ)
暗くなった曲がり角を抜け
(ふたつめのいのちをさがしてしまう)
二つ目の命を探してしまう
(そっとひとつだけひかりをいだけ)
そっと一つだけ光を抱け
(しなばもろともいただきみまごうとも)
死なば諸共 頂見まごうとも
(ごくらくまでのびるくものいと)
極楽まで伸びる蜘蛛の糸
(いのるようにたぐりよせていく)
祈るように 手繰り寄せていく
(いつかゆめみたはすのはなはまぶしく)
いつか夢見た蓮の花は眩しく
(きつねにばかされたようにうそくさくかおる)
狐に化かされたように嘘臭く香る
(そのつたなさがそのわざとらしさがいとおしさが)
そのつたなさが そのわざとらしさが 愛しさが
(わたしをつよくひきつけたままはなさないよ)
私を強く引きつけたまま離さないよ
(たったひとつだけみらいをえらべ)
たった一つだけ未来を選べ
(しなばもろともいばらみちであろうとも)
死なば諸共 茨道であろうとも
(じごくまでたれるくものいとを)
地獄まで垂れる蜘蛛の糸を
(からませてのひらはわせたどれいま)
絡ませ手のひら 這わせたどれ今
(むなさわぎはここにすてゆけ)
胸騒ぎはここに捨て行け
(きのうのよいもあけにはきえてゆく)
昨日の酔いも明けには消えてゆく
(よるのはざまでおどれはてるまで)
夜のはざまで踊れ果てるまで
(よりかかるかたいずれはしびれてく)
寄りかかる肩 いずれは痺れてく
(ごくらくじょうどをさがしてやみよりさきへ)
極楽浄土を探して 闇より先へ