ララバイ

(くだらないなさんざんだってうそぶいた)

くだらないな　散々だって　嘯いた

(ほんとうのかんじょうどうだっけ？いつからだ)

本当の感情　どうだっけ？　いつからだ

(ことばだけがうわのそらこころくらうどか)

言葉だけが上の空　心　クラウド下

(あいされたいってなんで？あいしてたってどうせ)

愛されたいって何で？　愛してたってどうせ

(きゅうくつそうにてをはらうだろ)

窮屈そうに手を払うだろ

(かんけいないようなふりをする)

関係ないようなフリをする

(きのうのじぶんじゃいられない！)

昨日の自分じゃ居られない！

(だって「ぼくなんか」じゃだめだって)

だって「僕なんか」じゃダメだって

(みらいは「ぼくなんか」じゃかなわない)

未来は　「僕なんか」じゃ敵わない

(いつかのただこいこがれたあのまちは)

いつかの　ただ恋焦がれたあの街は

(あかいろにそまった)

赤色に染まった

(もっと「ぼくらしく」いれたらっていまさら)

もっと　「僕らしく」いれたらって　今更

(まよいはもうふりきった)

迷いはもう振り切った

(このままあさやけごとぜんぶとじこめてふかくいきをすって)

このまま朝焼けごと全部閉じ込めて　深く息を吸って

(ぼくはいくよ)

僕は行くよ

(つまんないようんざりだってうそつき)

つまんないよ　うんざりだって　嘘つき

(らいとはもうつかないのつけないの)

ライトはもう点かないの　　点けないの

(さよならだっていえないでこころさめたまま)

サヨナラだって言えないで　心　冷めたまま

(あのひのぼくよどうかゆめえがいたような)

あの日の僕よどうか　夢描いたような

(のぞんだとびらとはちがうけど)

望んだ扉とは違うけど

(ちょうあいないろんがいをてにとって)

寵愛ない論外を手に取って

(つよくにぎりこみすすもう)

強く握り込み進もう

(だって「ぼくなんか」じゃだめだって)

だって　「僕なんか」じゃダメだって

(みらいは「ぼくなんか」じゃかなわない)

未来は　「僕なんか」じゃ叶わない

(どれだけなさけなくてないてうれいでも)

どれだけ情けなくて泣いて憂いでも

(ぼくはぼくしかない)

僕は僕しかない

(もっと「ぼくらしく」いれたらってなんども)

もっと　「僕らしく」いれたらって　何度も

(くりかえしくりかえした)

繰り返し繰り返した

(ちいさくともったひをめにやきつけてふかくいきをすって)

小さく灯った火を目に焼き付けて　深く息を吸って

(ぼくはいくよ)

僕は行くよ

(ちょうどつきがかくれるころに)

ちょうど月が隠れる頃に

(くらがりめがけてとびこんだ)

暗がり目掛けて飛び込んだ

(ゆるやかにくちていくそれでいいと)

ゆるやかに朽ちていく　それで良いと

(ただしょうどうがぼくのおくをゆらしてはなさない)

ただ　衝動が僕の奥を　揺らして離さない

(こえをからしとおくにとべとさけぶよ)

声を枯らし遠くに飛べと叫ぶよ

(だって「ぼくなんか」じゃだめだって)

だって　「僕なんか」じゃダメだって

(みらいは「ぼくなんか」じゃかなわない)

未来は　「僕なんか」じゃ敵わない

(いつかのただこいこがれたあのまちは)

いつかの　ただ恋焦がれたあの街は

(あかいろにそまった)

赤色に染まった

(もっと「ぼくらしく」いれたらっていまさら)

もっと　「僕らしく」いれたらって　今更

(まよいはもうふりきった)

迷いはもう振り切った

(このままあさやけごとぜんぶとじこめてふかくいきをすって)

このまま朝焼けごと全部閉じ込めて　深く息を吸って

(ぼくはいくよ)

僕は行くよ