死に方を教えて/甘い暴力
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歌詞(問題文)
(あのころのゆめなんだった)
あの頃の夢なんだった?
(けーきやさんおはなやさんおよめさん)
ケーキ屋さん、お花屋さん、お嫁さん
(どんなひとになりたかった)
どんな人になりたかった?
(えがおいっぱいのあのこのように)
笑顔いっぱいのあの子のように
(まどからすてたゆめとよごれたせいしゅんとからだと)
窓から捨てた夢と、汚れた青春と体と
(おきざりにしたわらいかたとたくさんのこうかいと)
置き去りにした笑い方と、たくさんの後悔と
(ねえじんせいはせんたくのれんぞくだって)
ねえ人生は選択の連続だって
(わたしにははしりきれなのって)
私には走りきれなのって
(いきるのがへたでごめんなさいって)
生きるのが下手でごめんなさいって
(やせほそったこえでこういうんだ)
痩せ細った声でこう言うんだ
(しにかたをおしえて)
「死に方を教えて」
(きみはきみをころしたいくつものみらいのみなしご)
君は君を殺した 幾つもの未来のみなしご
(だれかをわるものにもできたはずなのに)
誰かを悪者にも できたはずなのに
(ちがうわたしがわるいんだよってぜんぶわたしがわるいんだよって)
違う私が悪いんだよって 全部私が悪いんだよって
(きみはやさしすぎるからきみはやさしすぎたから)
君は優しすぎるから 君は優しすぎたから
(ひとがかかえたいたみやかこは)
人が抱えた痛みや過去は
(そのひとにしかりかいできないもので)
その人にしか理解できないもので
(ぼくなんかのものさしできみをはかれるはずもなかった)
僕なんかの物差しで君を理解れるはずもなかった
(まえむきなことばがときにひとをきずつけてしまう)
前向きな言葉が 時に人を傷つけてしまう
(あかるいあのひかりががんきゅうをやきつけてしまう)
明るいあの光が 眼球を焼き付けてしまう
(あぁてくびどころがからだじゅうからなみだをながしていたきみに)
あぁ手首どころが身体中から涙を流していた君に
(だいじょうぶということばはかるすぎたしおもすぎたんだ)
大丈夫という言葉は軽すぎたし、重すぎたんだ
(なきかたをおしえて)
「泣き方を教えて」
(ぼくはきみにとってのそのたおおぜいのひとり)
僕は君にとっての その他大勢の一人
(きみはえらびつづけたこどくをえらびつづけた)
君は選び続けた 孤独を選び続けた
(こんなときどんなことばをかけていいかもわからずに)
こんな時どんな言葉を かけていいかもわからずに
(たちつくしていたたちつくしていた)
立ち尽くしていた 立ち尽くしていた
(きずつきすぎたよな)
傷つきすぎたよな
(たえてたえてたえてきたよな)
耐えて耐えて耐えてきたよな
(もういいかもな)
もういいかもな
(くるしいだけだもんな)
苦しいだけだもんな
(しにほうをおしえることはできない)
死に方を教えることはできない
(かるがるといきろなんてもっといえない)
軽々と生きろなんてもっと言えない
(ふがいなさのなかでなにもいえなかった)
不甲斐なさの中で 何も言えなかった
(きみのことばこういっているようにきこえた)
君の言葉 こう言っているように聞こえた
(いきかたをおしえて)
「生き方を教えて」
(きみはきみをころしたいくつものみらいのみなしご)
君は君を殺した 幾つもの未来のみなしご
(だれかをわるものにもできたはずなのに)
誰かを悪者にも できたはずなのに
(ちがうわたしがわるいんだよってぜんぶわたしがわるいんだよって)
違う私が悪いんだよって 全部私が悪いんだよって
(きみはやさしすぎるからきみはやさしすぎたから)
君は優しすぎるから 君は優しすぎたから
(ひとひとりさえすくえないぼくはよわいにんげんだけど)
人一人さえ救えない 僕は弱い人間だ けど
(しにほうはおしえないしんだっておしえない)
死に方は教えない 死んだって教えない
(ひとつだけできることはこんなぼくができることは)
一つだけできることは こんな僕ができることは
(ただただきみをねがいおもいあいしぬくこと)
ただただ君を願い、思い愛し抜くこと