空見とか。
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歌詞(問題文)
(たとえばだれかがあおぞらにおじけづいてよくあつをこころみたように)
例えば、誰かが青空に怖気付いて、抑圧を試みたように、
(ふつごうなさいりょうをくぎるこういでかげをたぐっていたように)
不都合な裁量を区切る行為で、"影"を手繰っていたように。
(ほうそくをじしょうのなかからつまみだしてなづけられたものたちが)
法則を事象の中から摘み出して、名付けられたモノたちが、
(いまやたかのめとなってわれわれにすくうというのか)
今や鷹の目となって我々に巣喰うというのか。
(かれてくちゆくはなのようなことばをこじつけたれきしは)
枯れて朽ちゆく花の様な言葉をこじ付けた歴史は、
(いそうのずれたこうかいをすりつぶしながらかたちだけつがれてゆく)
位相のずれた後悔をすり潰しながら、形だけ継がれてゆく。
(あなたのいないかいかでのたんいはどうせぜろのかげむしゃにすぎなくて)
あなたの居ない階下での単位は、どうせ零の影武者に過ぎなくて。
(すこしでもきおくがもつようにそらをみつづけていたのです)
少しでも記憶が保つ様に、空を見続けていたのです。
(たとえばかみさまがてんびんをつりあわせたことだれかがきづいたときに)
例えば、神様が天秤を釣り合わせたこと、誰かが気づいた時に、
(くろもじがいきしたしんじつをしろうとかぎをさがしていたときに)
黒文字が遺棄した真実を知ろうと、"鍵"を探していた時に。
(ほうそくはあなたがとなりにいてはじめてなりたつとしっているのに)
法則はあなたが隣にいて、初めて成り立つと知っているのに、
(まくぎれをさぐることはえいえんにかなわないというのか)
幕切れを探ることは永遠に叶わないというのか。
(りょうえんをおしはかるはぐるまをかなたへおくりとどけて)
遼遠を推し量る歯車を彼方へ送り届けて、
(しゅうきてきにしぬだけのはかなきしゃしょうかさだけをみすえていた)
周期的に死ぬだけの儚き捨象、嵩だけを見据えていた。
(ことわりのないがいねんのさついはどこかでしんわとみなされているから)
理の無い概念の殺意は、どこかで神話と看做されているから。
(あすまでねがいがつづくようにそらをみつづけていたのです)
明日まで願いが続く様に、空を見続けていたのです。
(そうきゅうはあおくすんだ)
蒼穹は青く澄んだ。
(さくをひいてかいをのこしていた)
策を曳いて、解を遺していた。
(めいかいにせんをひいた)
冥海に線を引いた。
(ふかこうりょくはたづなをひいた)
不可抗力は手綱を引いた。
(きょうかいはみえなくなった)
境界は見えなくなった。
(まがいものはいらえにちかづいた)
紛い物は、応えに近づいた。
(るいすいをくりかえした)
類推を繰り返した。
(おのれのみがってさをなげいた)
己の身勝手さを嘆いた。
(おうとうはふかくしずんだ)
応答は深く沈んだ。
(かせをきいてなにかをねがっていた)
枷を聴いて、何かを願っていた。
(けいもうはこちらをむいた)
啓蒙は此方を向いた。
(あのひまいたたねをうれいた)
あの日蒔いた種を憂いた。
(おくりなはしるしにばけた)
諡は徴に化けた。
(かぎをおいたけたをわすれた)
鍵を置いた桁を忘れた。
(いんがはうつろいだ)
因果は移ろいだ。
(しいのまなざしをみつけた)
恣意の眼差しを見つけた。
(うせものをかきしるした)
失せ物を書き記した。
(さびれたさんをわたった)
寂れた桟を渡った。
(しゅうあくはこくえいをついだ)
醜悪は黒影を継いだ。
(あるばしょになまえをつけた)
或る場所に名前を付けた。
(うたはちつじょをとびこえた)
唄は秩序を飛び越えた。
(まるでおとぎのようだ)
まるで御伽の様だ。
(つねなるいさんをうんだ)
常なる遺産を生んだ。
(にせのついおくをゆるした)
偽の追憶を赦した。
(おもいでもまぼろしも)
思い出も まぼろしも
(いつかひなびてゆくの)
いつか鄙びてゆくの
(ねがいごととかくしごと)
願い事と 隠し事
(みんながおいもとめてる)
みんなが追い求めてる
(ささやかなともしびは)
ささやかな ともし火は
(いつもとなりにいるんだ)
いつも隣にいるんだ
(たとえばだれかがあおぞらのうつくしさをしりかちをしめしたときには)
例えば、誰かが青空の美しさを識り、価値を示したときには、
(あなたとあいいれないほうそくのししゃをこのこえでとどけよう)
あなたと相いれない法則の使者を、この声で届けよう。
(たとえば)
例えば、
(すべてがくちようとかわらないうるわしさは)
全てが朽ちようと、変わらない麗しさは、
(あなたのゆえんだとしんじて)
あなたの所以だと信じて、
(そのひびきをつづっていた)
その"響き"を綴っていた。