この手をとって走り出して

(ひるまのえいがかんをでて)

昼間の映画館を出て

(まぶしさにめをほそめ)

まぶしさに目を細め

(にがわらいするかおきらいじゃないよほんとに)

苦笑いする顔きらいじゃないよほんとに

(どらいヴしながらおもわず)

ドライヴしながら思わず

(うたってしまったあとに)

歌ってしまった後に

(はずかしそうにまどをあけていたあわいかぜのなか)

はずかしそうに窓を開けていた淡い風の中

(なにもかもがとてもすてきでこれいじょう)

何もかもがとても素敵でこれ以上

(いらないはずなのに)

いらないはずなのに

(それじゃまたねおやすみっててをふるたびおもう)

それじゃまたねおやすみって手をふるたび思う

(このてをとってはしりだしてねえ)

この手をとって走り出してねえ

(ここじゃないどこかへ)

ここじゃないどこかへ

(ひかりあびてかぜにふかれ)

光浴びて風にふかれ

(あふれるひとなみつきぬけて)

あふれる人波つきぬけて

(せかいじゅうでふたりしかしらない)

世界中で２人しか知らない

(しんじつをむねにしまって)

真実を胸にしまって

(せまってくるよるのやみに)

せまってくる夜の闇に

(ゆっくりとけてしまいたい)

ゆっくり溶けてしまいたい

(このひとしかいないなんて)

この人しかいないなんて

(おもわないようにしたい)

思わないようにしたい

(つらいおもいするのはいつだって)

つらい思いするのはいつだって

(あいじょうのつよいほう)

愛情の強いほう

(たのしいときをゆがめてしまうゆうきを)

楽しい時をゆがめてしまう勇気を

(しぼりだせずに)

しぼり出せずに

(わざととおまわしなことば)

わざと遠まわしな言葉

(えらんでいたけど)

えらんでいたけど

(このてをとってはしりだしてねえ)

この手をとって走り出してねえ

(ここじゃないどこかへ)

ここじゃないどこかへ

(ひかりあびてかぜにふかれ)

光浴びて風にふかれ

(あふれるひとなみつきぬけて)

あふれる人波つきぬけて

(はなしたいことがからだのおくに)

話したいことが体の奥に

(ゆきのようにふりつもる)

雪のように降りつもる

(ほかのだれよりわらってくれる)

他の誰より笑ってくれる

(ｊｕｓｔｆｏｒｙｏｕあなたにとどけたい)

Just for youあなたに届けたい

(いつかふいていた)

いつか吹いていた

(うみべのかぜをおもう)

海辺の風を思う

(このてをとってはしりだしてねえ)

この手をとって走り出してねえ

(ここじゃないどこかへ)

ここじゃないどこかへ

(ひかりあびてかぜにふかれ)

光浴びて風にふかれ

(あふれるひとなみつきぬけて)

あふれる人波つきぬけて

(あなただけにしかふれられない)

あなただけにしか触れられない

(こころのすいっちがある)

心のスイッチがある

(きっとそれだけはなにがおきても)

きっとそれだけは何が起きても

(きえることはもうないでしょう)

消えることはもうないでしょう