コネクショネレジー

(うやむやにかいとう)

有耶無耶に回答

(きまぐれにひさぐこころ)

気紛れに拉ぐ心

(うちからのぞくはふおんなめ)

内から覗くは不穏な眼

(じだらくでけんきょう)

自堕落で狷狂

(ぐれもなくわびしむのが)

ぐれも無く侘しむのが

(ずさんななれのはて)

杜撰な狎れの果て

(いわかんはびょうもく)

違和感は眇目

(みのほどもしるよしなく)

身の程も知る由無く

(かしこにいたらずたりぶそく)

彼処に至らず足り不足

(ちょうじがをせんでき)

超自我を洗滌

(いたずらになすりつけて)

徒に擦り付けて

(おわらすのはやめた)

終わらすのは辞めた

(かいはつねにながしゅちゅう)

櫂は常に己が手中

(かじとらねばはとうにながされる)

舵取らねば波濤に流される

(ただまともはふねいゆえ)

ただ真艫は不佞故

(はからずしもうさぎがふねをこぐ)

計らずしも憂さ気が船を漕ぐ

(ああ)

噫

(かんぐりあってれっとうかん)

勘繰り合って劣等感

(どうぞくけんおにけんたいかん)

同族嫌悪に倦怠感

(こころしてあがれひえらるひー)

心して騰れヒエラルヒー

(だんどりほうってしょうそうかん)

段取り放って焦燥感

(りょうきてらってそうしつかん)

猟奇衒って喪失感

(きもうとかくにもこりずにてをのばす)

亀毛兎角にも懲りずに手を伸ばす

(ささやかにたいどう)

細やかに胎動

(てさぐりでとらういぶき)

手探りで捕らう伊吹

(はたからみてみりゃからつかみ)

側から見てみりゃ空掴み

(とうてつにこっけい)

透徹に滑稽

(にべもなくしそなわかせ)

にべも無く為損わかせ

(あまえのさいかそう)

甘えの最下層

(こもごもにそううつ)

交々に躁鬱

(きぐあんどいきつもどりつ)

危惧安堵行きつ戻りつ

(あまつさえしらぬいんがりつ)

剰え知らぬ因果律

(ちょうじがをせんさく)

超自我を穿鑿

(たわむれにおだてはやし)

戯れに煽て囃し

(だそうできりぬける)

惰走で切り抜ける

(さじはすでになげられた)

匙は既に投げられた

(ばかにつけぐすりなくなげかしや)

馬鹿に付け薬無く嘆かしや

(ただまともがこのまれて)

ただ真面が好まれて

(おろかしさにひがめるこのしょうね)

愚かしさに顰める此の性根

(ああ)

噫

(もんどりうってえんせいかん)

翻筋斗打って厭世感

(どうぞくけんおにそうようかん)

同族嫌悪に掻痒感

(たえずしてはかれえきすとら)

絶えずして諮れエキストラ

(ちょうじりあってゆうえつかん)

帳尻合って優越感

(とんちきやってまんぞくかん)

頓知気遣って満足感

(ちのうをかくひもどうやらせはのびる)

知能を欠く日も如何やら背は伸びる

(とこしえによいどれて)

常しえに酔いどれて

(あさきゆめがかさばりうみづかれ)

浅き夢が嵩張り倦み疲れ

(ちりしなはかかるほどに)

散りしなは斯かる程に

(しきもかざもういのよもこえわびる)

色も香も有為の世も越え詫びる

(ああ)

噫

(かんぐりあってれっとうかん)

勘繰り合って劣等感

(どうぞくけんおにけんたいかん)

同族嫌悪に倦怠感

(こころしてあがれひえらるひー)

心して騰れヒエラルヒー

(だんどりほうってしょうそうかん)

段取り放って焦燥感

(りょうきてらってそうしつかん)

猟奇衒って喪失感

(いまはとかくにもめをつぶれ)

今は兎角にも眼を瞑れ

(ああ)

噫

(もんちゃくやってざいあくかん)

悶着遣って罪悪感

(どうぞくけんおにはいぼくかん)

同族嫌悪に敗北感

(やらずしてげせぬあんちのみー)

演らずして解せぬアンチノミー

(やっきになってせきりょうかん)

躍起に成って寂寥感

(さいきはかってけつぼうかん)

再起図って欠乏感

(できればいますぐここからぬけだしたい)

出来れば今直ぐ此処から抜け出したい

(かちかんをひょうぼう)

価値観を標榜

(よこされてもかしこむな)

讒されても畏むな

(たいろをたぐるまで)

退路を手繰る迄