カレシのジュード

(けっきょくはつみかさなりゃかんたんに)

結局は積み重なりゃ簡単に

(そのこころもがんちゅうおんちゅうがばれるばれる)

その心も眼中御中がバレるバレる

(しったこっちゃきめこめどもぜんぜんで)

知ったこっちゃ決め込めども全然で

(ただうごかぬぶってきしょうこのまえむいみ)

ただ動かぬ物的証拠の前無意味

(いっしょうこどものがいだんす)

一生子供のガイダンス

(こまってしまうのもしかたがない)

困ってしまうのも仕方がない

(しっしょうおとなはあいはんする)

失笑大人は相反する

(もうにやけたふりしてこころはゆれていた)

もうニヤけたフリして心は揺れていた

(だれかのことばじゃみたされない)

誰かの言葉じゃ満たされない

(あなたをまってるぼくがいるんだ)

アナタを待ってる僕がいるんだ

(ふたりはとわにはつながれない)

二人は永遠には繋がれない

(まもっていたいとかなめないで)

「守っていたい」とかなめないで

(いたみだけがあおくすんで)

痛みだけが青く澄んで

(すったもんだそりゃいきてりゃぜんぜんある)

すったもんだそりゃ生きてりゃ全然ある

(そのつどせったいあいうぉんちゅー)

その都度接待アイウォンチュー

(なだめるらんでぶー)

なだめるランデブー

(けっかきょうもじぇらぴけきてえんじょいちゅう)

結果今日もジェラピケ着てエンジョイ中

(そのぜんぶがぜんぶくずれるまえのひび)

その全部が全部崩れる前の日々

(あのひあのときあのばしょのかえりみちには)

あの日あの時あの場所の帰り道には

(そうあんなもんがかえるしょっぷはひとつだってない)

そうあんなモンが買えるショップは一つだってない

(しんないかおしてがんがんすう)

知んない顔してガンガン吸う

(まあよゆうをかませどひざはふるえていた)

まあ余裕をカマせど膝は震えていた

(なまみのことばじゃいかされない)

生身の言葉じゃ生かされない

(あなただどんどんふえていくんだ)

穴ただどんどん増えていくんだ

(じぶんのふつうでいきてみる)

「自分の普通で生きてみる」

(ちかったひとっととあけたんだ)

誓った日とっとと開けたんだ

(したにさした１５げーじ)

舌に刺した15ゲージ

(だれかのことばじゃみたされない)

誰かの言葉じゃ満たされない

(あなたをまってるぼくがいるんだ)

アナタを待ってる僕がいるんだ

(ふたりはとわにはつながれない)

二人は永遠には繋がれない

(まもっていたいとかなめないで)

「守っていたい」とかなめないで

(でもでもあなたもひとりじゃいきられない)

でもでもアナタも独りじゃ生きられない

(わかってだまってるぼくはいるだ)

分かって黙ってる僕はイルだ

(ふつかもすぎたらおちつくさ)

「二日も過ぎたら落ち着くさ」

(ほうってくるってふりかえった)

放ってくるって振り返った

(せなかがふとあつくなった)

背中がふと熱くなった

(つんだ)

詰んだ