琥珀色の午後

(ｃｏｆｆｅｅをいれましょうか？)

coffeeを淹れましょうか？

(きょうのあなたはすこししずんで)

今日のあなたは　少し沈んで

(ほおづえついたままだまっている)

頬杖ついたまま　黙っている

(さあここへみなみにむいた)

さあ　ここへ　南に向いた

(まどべのてーぶる)

窓辺のテーブル

(たいようがひざしはこぶ)

太陽が　陽射し運ぶ

(ひとりではとけぬなやみでも)

ひとりでは解けぬ悩みでも

(ふたりならとけるでしょう)

ふたりなら　溶けるでしょう

(おだやかなかぜを)

おだやかな風を

(すこしでもわけてあげたい)

少しでも分けてあげたい

(ｃｏｆｆｅｅをのみませんか？)

coffeeを飲みませんか？

(ゆめにとまどってきっととまどって)

夢に戸惑って　きっと戸惑って

(だからそばにいてあげましょう)

だから　傍にいてあげましょう

(ひとはいつだってときにいやされて)

人はいつだって　時間に癒やされて

(おとなになれるきっと)

おとなになれる　きっと

(もしもはなしたいならはなして)

もしも話したいなら　話して

(いいたくないのならいいのです)

云いたくないのなら　いいのです

(ただいまはことりのうたう)

ただ　今は　小鳥の歌う

(いのちのめろでぃ)

生命の旋律

(そのむねにひびくように)

その胸に　響くように

(できることそれはささやかで)

できること　それはささやかで

(もどかしいきもちでも)

もどかしい　気持でも

(やすらぎのくすりこはくいろかっぷそそいで)

やすらぎの薬　琥珀色　カップ注いで

(ｃｏｆｆｅｅをいかがですか？)

coffeeをいかがですか？

(ふっとほほえんでもっとほほえんで)

ふっと微笑んで　もっと微笑んで

(きょうはそばにいてあげましょう)

今日は傍にいてあげましょう

(ひとはだれだってひとにいやされて)

人は誰だって　人に癒やされて

(やさしくなれるきっと)

優しくなれる　きっと

(ｃｏｆｆｅｅをいれましょうか？)

coffeeを淹れましょうか？

(ふっとほほえんでほっとしませんか？)

ふっと微笑んで　ほっとしませんか？

(ｃｏｆｆｅｅをのみませんか？)

coffeeを飲みませんか？

(もっとほほえんでほっとしませんか？)

もっと微笑んで　ほっとしませんか？

(あいをいかがですか？)

愛をいかがですか？

(それはいえなくていつもいえなくて)

それは云えなくて　いつも云えなくて

(あいをいかがですか？)

愛をいかがですか？

(どんなときだってこえにしなくても)

どんな時だって　声にしなくても

(あなたのそばにいましょう)

あなたの傍にいましょう