「スロウビート」　古内東子＊KREVA

(なんかさいきんいつもおもうふぃくしょんのようで)

なんか最近いつも思う　フィクションのようで

(いまいちりありてぃがない)

いまいち　リアリティが無い

(いまいちばんつたえたいことばさえものみこんで)

今一番伝えたい言葉さえも飲み込んで

(おもいきってとびこめないとりとめないかいわも)

思い切って飛び込めない　取り留めない会話も

(しゃんぱんのあわのようにきえてなくなるの)

シャンパンの泡のように消えてなくなるの？

(でもたしかにそこにはふたりののこりがが)

でも確かにそこには　二人の残り香が

(こういうのなんていうんだろう)

こういうの　何て言うんだろう

(いままであじわったことのないかんじょう)

今まで味わったことのない感情

(あえばいつもすこしずつきずつくきがして)

逢えばいつも少しずつ　傷つく気がして

(だけどあいたいの)

だけど逢いたいの

(じょうだんにきこえるでしょう)

冗談に聞こえるでしょう

(そういういいかたしかできないのよ)

そういう言い方しか出来ないのよ

(でもいつかふいにおもいだして)

でもいつか不意に思い出して

(つきひがたったらなんねんかがたったら)

月日が経ったら　何年かが経ったら

(きみがいってたゆめがかなうといいね)

君が言ってた夢が叶うといいね

(みえないにもつもなくなったらいいね)

見えない荷物もなくなったらいいね

(すきとはっきりきみにいうより)

好きとはっきり君に言うより

(そうねがうほうがわたしらしいかな)

そう願う方が　私らしいかな

(いっしょにこんやわらったなんじかんかが)

一緒に今夜笑った何時間かが

(いつかちいさなたからものになるひがくる)

いつか小さな宝物になる日が来る

(わたしのきもちわすれないでね)

私の気持ち　忘れないでね

(つきひがたってもなんねんかがたっても)

月日が経っても　何年かが経っても

(あまたのちゃんすのなかから)

数多のチャンスの中から

(あなたとちゃんとここにおさまった)

あなたとちゃんとここにおさまった

(まるでえはがきのように)

まるで絵葉書のように

(かさなりあうきもちはあわせかがみのよう)

重なり合う気持ちは合わせ鏡のよう

(ちんもくはふあんのたねはなしかけてよもっと)

沈黙は不安の種　話しかけてよもっと

(ふだんのまでふだんのこえでふだんのめで)

普段の間で　普段の声で　普段の目で

(ふだんどおりでもおれにはすべてがすぺしゃる)

普段通りでも　俺には全てがスペシャル

(つめたくされたらどうしよう)

冷たくされたらどうしよう

(そのきもちがちぢこめるもーしょん)

その気持ちが縮こめるモーション

(それでもこころのなかはもうしょのように)

それでも心の中は猛暑のように

(どんどんあがってくおんど)

どんどん上がってく温度

(こんどあえるのはいつ)

今度逢えるのはいつ？

(そうはっきりきくより)

そうはっきり聞くより

(ねがうほうがじぶんらしいかな)

願う方が　自分らしいかな

(あなたのｈａｐｐｙ)

あなたの　HAPPY

(もちろんおれがとなりにいたいでも)

もちろん　俺が隣にいたいでも

(きみのこころはまるでじぶんのみたいに)

君の心はまるで自分のみたいに

(あってはなすほどすきとおるようにわかったの)

逢って話すほど　透き通るように分かったの

(きみをいとしくおもえるのは)

君を愛しく思えるのは

(ぐうぜんじゃなくてきっとそのせいだよ)

偶然じゃなくて　きっとそのせいだよ

(ひとつひとつのことばやそのひょうじょうに)

ひとつひとつの言葉やその表情に

(どんなにおおきなしあわせもらっているでしょう)

どんなに大きな幸せもらっているでしょう

(こんなきもちもわすれないでね)

こんな気持ちも　忘れないでね

(つきひがたってもなんねんかがたっても)

月日が経っても　何年かが経っても

(すきすきすきすきすき)

好き　好き　好き　好き　好き

(だけどさよなら)

だけどさよなら

(いまもすきすきすきすきすき)

今も好き　好き　好き　好き　好き

(だけどさよなら)

だけどさよなら