「あられ」 aiko

(ときもわすれるほど)

時も忘れるほど

(こんなにあなたのことかんがえた)

こんなにあなたの事考えた

(あたりまえのように)

当たり前の様に

(むねはしめつけられて)

胸は締め付けられて

(なみだおちればひはのぼり)

涙落ちれば　陽は昇り

(ためいきでじゅうまんしたへや)

溜息で充満した部屋

(いきぐるしくてにげだしたい)

息苦しくて逃げ出したい

(くらやみがこわいなんてきづかなかった)

暗闇が怖いなんて気付かなかった

(こんなにつらいならあきらめようかな)

こんなに辛いなら諦めようかな

(そんなかなしいこといわないでと)

そんな悲しい事言わないでと

(むかしのあたしならいうだろう)

昔のあたしなら言うだろう

(あつまったほしくずのようなおもいがちりとなって)

集まった星くずの様な想いがチリとなって

(きえゆくのならまだきがらくだろう)

消えゆくのならまだ気が楽だろう

(こころのなかにかげおとし)

心の中に影落とし

(あたしのあたまのなかは)

あたしの頭の中は

(いつまでもいつまでも)

いつまでもいつまでも

(あなたのわらったかおだけ)

あなたの笑った顔だけ

(うしろむいたあとに)

後ろ向いた後に

(やってくるものはわかってる)

やって来るものは解ってる

(こうかいのひびぼんやりとしたくうき)

後悔の日々　ぼんやりとした空気

(わすれられないむねのひびき)

忘れられない胸の響き

(めまいもあこがれもすべてうけいれてみせたい)

目眩も憧れも全て受け入れてみせたい

(ほんとうはいまでも)

本当は　今でも

(はじまった)

始まった

(すきになるかもしれないとおもってた)

好きになるかもしれないと思ってた

(あなたにすいこまれそうなしゅんかん)

あなたに吸い込まれそうな瞬間

(あたしのなかにうまれたもの)

あたしの中に生まれたもの

(めをそらしてはいけない)

目を反らしてはいけない

(おなじようにおなじように)

同じように同じように

(あなたにふりそそげばいい)

あなたに降り注げばいい

(あつまったほしくずのようなおもいがちりとなって)

集まった星くずの様な想いがチリとなって

(きえゆくのならまだきがらくだろう)

消えゆくのならまだ気が楽だろう

(こころのなかにかげおとし)

心の中に影落とし

(あたしのあたまのなかは)

あたしの頭の中は

(いつまでもいつまでも)

いつまでもいつまでも

(あなたのわらったかおだけ)

あなたの笑った顔だけ