Shine

(ほしがふるだなんてふたりはわらった)

「星が降る」だなんて　二人は笑った

(へやのすみらじおからきせきのよほう)

部屋の隅ラジオから　奇跡の予報

(ひとつめがひかってやみをてらしたら)

一つめが光って　闇を照らしたら

(ぼくたちははだしのままあわててそとへとびだした)

僕たちは裸足のまま　慌てて外へ飛び出した

(ほしがいちめんよるをしはいしぼくらとあそぶ)

星が一面　夜を支配し僕らと遊ぶ

(せかいがこのときおなじそらをみあげてわらうんだ)

世界がこの時　同じ空を見上げて笑うんだ

(きみはひかりのくににうまれたよそのめにうつるすべてしんじていいんだ)

君は光の国に生まれたよ　その目に映る全て信じていいんだ

(てをのばしてつかんでみてよ)

手を伸ばして掴んでみてよ

(ぼくたちがおなじじだいにいきることひろいうちゅうのこかげでわらうこと)

僕たちが同じ時代に生きること　広い宇宙の木陰で笑うこと

(いくつものきせきがきみのてのなかできらめいてる)

いくつもの奇跡が　君の手の中で煌めいてる

(ときのなかでぼくらきょうをくりかえし)

時の中で僕ら　今日を繰り返し

(たいせつなきせきはやがてただのながれぼしになった)

大切な「奇跡」はやがて　ただの「流れ星」になった

(いつかみらいにあたらしいぼくらとであっても)

いつか未来に　新しい僕らと出会っても

(たいようやつきをむねをはっておしえてあげたいな)

「太陽」や「月」を　胸を張って教えてあげたいな

(きみはひかりのくににうまれたよゆめもいのちもであいもここにあった)

君は光の国に生まれたよ　夢も命も出会いもここにあった

(たいせつなひととわらうばしょだ)

大切な人と笑う場所だ

(いつのひかなくしてきづくだなんてさそんなかなしいおもいはしたくないよ)

いつの日か失くして気づくだなんてさ　そんな悲しい思いはしたくないよ

(だからちゃんといまのぼくのてのなかをたしかめたい)

だからちゃんと今の　僕の手の中を確かめたい

(えがおもなみだもてにしたぼくらはそれぞれせかいでひとつのひかりだ)

笑顔も涙も手にした僕らは　それぞれ世界で一つの光だ

(えがおもなみだもてにしたぼくらはそれぞれせかいでひとつのひかりだ)

笑顔も涙も手にした僕らは　それぞれ世界で一つの光だ

(みあげるまでもないかがやきこれはぼくらでみつけたきせきだ)

見上げるまでもない輝き　これは僕らで見つけた奇跡だ

(きみはひかりのくににうまれたよここにあるものすべてがかがやくんだ)

君は光の国に生まれたよ　ここにあるもの全てが輝くんだ

(あいをこめてみつめていようよ)

愛を込めて見つめていようよ

(うしなってはじめてしったいたみならちゃんとみらいのぼくまでとどけたいよ)

失って初めて知った痛みなら　ちゃんと未来の僕まで届けたいよ

(ふたりでおいかけたきせきのよぞらわすれない)

二人で追いかけた　奇跡の夜空忘れない

(おなじほしのうえきみをみている)

同じ地球の上君を見ている