GRIDOUT／TVアニメ「ユア・フォルマ」OP

(ずっとさがしているほしのひかりがつまれていく)

ずっと探している 星の光が摘まれていく

(きっとさいしょからもうおわりのかげが)

きっと最初からもう 終わりの影が

(ぼくたちをゆめのそこからみていた)

僕たちを夢の底から見ていた

(からっぽになったこころをかくしもって)

空っぽになった心を隠し持って

(かなしみのいみをかんがえつづけている)

悲しみの意味を考え続けている

(うちがわではぜたはなびのひかりが)

内側で爆ぜた花火の光が

(ぼくらのしかいをよごしていく)

僕らの視界を汚していく

(くりかえすすべてうばうように)

繰り返す 全て奪うように

(あてどなくえだをのばしている)

あてどなく 枝を伸ばしている

(ふみつけたせかいでよどむいたみをつよく)

踏みつけた 世界で淀む痛みを強く

(うかばせてとめどなくいまここで)

浮かばせてとめどなく 今ここで

(あいたいしてそうしつして)

相対して 喪失して

(なんにもなくなってしまった)

何にも無くなってしまった

(こころはいまちゅうをまっている)

心は今宙を舞っている

(こんげんはただそうかんして)

根源はただ相関して

(みちたりてひかりをなす)

満ち足りて光を成す

(このままじゃもうむかうさきもきえる)

このままじゃもう 向かう先も消える

(おきわすれてきたよろこびやいたみがもう)

置き忘れてきた喜びや痛みがもう

(なにもかんじられないほどとおのいてる)

何も感じられないほど遠のいてる

(ひとつえてはまたこぼしてうしない)

一つ得てはまた零して失い

(ぼくらはさいごにだれになにを)

僕らは最期に 誰に何を

(のこせるだろう)

残せるだろう

(かがやいたのはいつものじぶんで)

輝いたのはいつもの自分で

(なにもかなしまずにいられたのに)

何も悲しまずにいられたのに

(しってしまってもうもどれない)

知ってしまってもう戻れない

(とおくでかすかによんでいる)

遠くで微かに 呼んでいる

(うとんだきおくにむくいて)

疎んだ記憶に報いて

(あいせるようにおわるひには)

愛せるように終わる日には

(あまさずすべてかえせるように)

余さず全て還せるように

(えらびとって)

選び取って

(まぶしくてつかめなくとも)

眩しくて掴めなくとも

(みつけだせるこたえがきける)

見つけ出せる 答えが聞ける

(ねがいがさけぶいまここで)

願いが叫ぶ 今ここで

(あいたいしてそうしつして)

相対して喪失して

(なんにもなくなってしまった)

何にも無くなってしまった

(こころはいまちゅうをまっている)

心は今宙を舞っている

(こんげんはただそうかんして)

根源はただ相関して

(みちたりてひかりをなす)

満ち足りて光を成す

(ちからのないえがおでてをつなぐ)

力のない笑顔で手を繋ぐ

(とまらずいえる)

止まらず癒える

(きづかないほどに)

気付かないほどに

(かるいこころのこりがいま)

軽い心残りが今

(あなをあけている)

穴を空けている