感電18号/ダウト

(まいどおなじみらくようはきょうもじぶんをあまやかせ)

毎度お馴染み落陽は今日も自分を甘やかせ

(なかずとばずなひびでしたげんじつがゆめをたいらげる)

鳴かず飛ばずな日々でした　現実が夢をたいらげる

(まけてたまるかとうきょうにあれよあれよとそまっては)

負けてたまるか東京にあれよあれよと染まっては

(だれのめからみてもまさにえにかいたようなまよいねこ)

誰の目から見てもまさに絵に描いたような迷い猫

(とどまるべきかいなかにかえるべきか)

留まるべきか田舎に帰るべきか

(あたってくだけろいまこそがけっぷち)

当たって砕けろ今こそ崖っぷち

(ゆれるおもいとともにまぶしくさいたかれんないちりんのはな)

揺れる想いと共に眩しく咲いた　可憐な一輪の華

(ああびりびりっとびりびりっとびりびりっときたら)

嗚呼、ビリビリッと、ビリビリッと、ビリビリッと来たら

(せいしゅんかいどうまっしぐらかな)

青春街道まっしぐらかな

(ねぇこれってなにこれってこいわかってないけれど)

ねぇ、これって何、これって恋、わかってないけれど

(ぼくはかんでん１８ごう)

僕は感電18号

(かぜのたよりによるならばいちゅうのひとがいるらしい)

風の便りによるならば意中の人がいるらしい

(どこのだれかはしらないがおのれをかけたよこれんぼ)

何処の誰かは知らないが己を賭けた横恋慕

(おさえるべきかきもちつたえるべきか)

抑えるべきか気持ち伝えるべきか

(あたってくだけろいまこそからごころき)

当たって砕けろ今こそ漢意気

(きくだけやぼねだけどぼくからすればぜっせいのあまいかじつ)

訊くだけ野暮ねだけど僕からすれば　絶世の甘い果実

(ああびりびりっとびりびりっとびりびりっときたら)

嗚呼、ビリビリッと、ビリビリッと、ビリビリッと来たら

(おめがねにかなえばいいのにな)

御眼鏡に適えばいいのにな

(このろくでなしひとでなしなげっぱなしですが)

この、ろくでなし、人でなし、投げっぱなしですが

(ぼくはかんでん１８ごう)

僕は感電18号

(でもじりりりんとじりりりんとじりりりんとなれば)

でも、ジリリリンと、ジリリリンと、ジリリリンと鳴れば

(うちょうてんかいどうまっただなかです)

有頂天街道　まっただ中です

(もうねがったりでかなったりでまいったなこりゃこりゃ)

もう、願ったりで　叶ったりで、参ったなこりゃこりゃ

(おすきなようにしやしゃんせ)

お好きな様にしやしゃんせ

(いくつになってもえいえんのえいてぃーん)

いくつになっても永遠のエイティーン

(まなびながらせいしゅんおうかしていたいものですな)

学びながら青春謳歌していたいものですな

(ああびりびりっとびりびりっとびりびりっとびりびりっと)

嗚呼、ビリビリッと、ビリビリッと、ビリビリッと、ビリビリッと

(ああびりびりっとびりびりっとびりびりっとびりびりっと)

嗚呼、ビリビリッと、ビリビリッと、ビリビリッと、ビリビリッと

(ああびりびりっとびりびりっとびりびりっときたら)

嗚呼、ビリビリッと、ビリビリッと、ビリビリッと来たら

(せいしゅんかいどうまっしぐらです)

青春街道　まっしぐらです

(ただみえっぱりでいじっぱりででずっぱりなぼくは)

ただ、見栄っ張りで、意地っ張りで、出ずっぱりな僕は

(いまだかんでん１８ごうひとはたあげてみましょうかさぁ)

未だ感電18号　一旗あげてみましょうか　さぁ!