星に願いを/Royz

(まよなかのこーるしょうだく)

真夜中のコール［承諾］

(はきなれたぱんぷすはいて)

履き慣れたパンプス履いて

(やみにとけこんでゆくかなしいうしろすがた)

闇に溶け込んでゆく悲しい後ろ姿

(ぴあすとりんぐのかずいこーるいたみのかずで)

ピアスとリングの数＝痛みの数で

(とまらないとまれずにおどるしるえっと)

止まらない、止まれずに踊るシルエット

(おさないころ、ふたりでみたよぞらえがくまんてんのほし)

幼い頃、二人で見た夜空描く満天の星

(わすれたことなんてないよ)

忘れたことなんてないよ

(ゆめをえがきかたりあったきみのゆめはかなったのかな)

夢を描き語り合った君の夢は叶ったのかな

(わたしはいまもたちどまったまま)

私は今も立ち止まったまま…

(ほしにねがいをこめて)

星に願いをこめて

(このそらにとびたってみたくて)

この空に飛び立ってみたくて

(どうせかなしいかこなら)

どうせ悲しい過去なら

(このそらにとびたってみたくて)

この空に飛び立ってみたくて

(どうせかなしいかこならすてよう)

どうせ悲しい過去なら捨てよう

(あたまかかえひざをかかえなみだかれはてたかな)

頭抱え、膝を抱え涙枯れ果てたかな

(ないてもないてみても)

泣いても泣いてみても

(けせないたばこのにおい)

消せないタバコの匂い

(おきにいりのわんぴーすも)

お気に入りのワンピースも

(うでのらいんきにしながら)

腕のライン気にしながら

(かがみにうつるわたしねむるじゅりえっと)

鏡に映る私眠るジュリエット

(べっどのうえせがまれても)

ベッドの上せがまれても

(いだかれててもみたされない)

抱かれてても満たされない

(こころはむなしくゆれる)

心は虚しく揺れる

(べらんだからみえるやけい)

ベランダから見える夜景

(あめあがりじゃしょうがないわね)

雨上がりじゃしょうがないわね

(わたしはいまもたちどまったまま)

私は今も立ち止まったまま

(ほしにねがいをこめて)

星に願いをこめて

(このそらにとびたってみたくて)

この空に飛び立ってみたくて

(どうせかなしいかこなら)

どうせ悲しい過去なら

(ほしにねがいをこめて)

星に願いをこめて

(このそらにとびたってみたくて)

この空に飛び立ってみたくて

(どうせかなしいかこならすてよう)

どうせ悲しい過去なら捨てよう

(いつまでもわすれないでぼくは)

“いつまでも忘れないで。僕は

(えいえんにつづくけしきのなかで)

永遠に続く景色の中で

(いつまでもこのうたをうたうから)

いつまでもこの歌を歌うから。

(いつかまたふたりでうたえるひまで)

いつかまた二人で歌える日まで”

(ほしにねがいをこめて)

星に願いをこめて

(このそらにとびたってみたくて)

この空に飛び立ってみたくて

(どうせかなしいかこなら)

どうせ悲しい過去なら

(ほしにねがいをこめて)

星に願いをこめて

(いきるいみならみるけていくわ)

生きる意味なら見るけていくわ

(どうせかなしいかこならすてよう)

どうせ悲しい過去なら捨てよう

(ほしにねがいをこめて)

星に願いをこめて…