キャンサーズドライヴ

(びっとくらっしゅしたせいしゅんが)

ビットクラッシュした青春が

(くいころされないためきょせいをはってる)

食い殺されないため　虚勢を張ってる

(どんぐりとせいくらべしてるとおもいきや)

どんぐりと背比べしてると思いきや

(ぼくのすがたはどこにもなかった)

僕の姿はどこにも　なかった

(びんぼうなこころがうずまいているまち)

貧乏な心が渦巻いている街

(ここはどこしらないよ)

ここはどこ？　知らないよ

(みにくさをみつめろ)

醜さを見つめろ

(みにくさにかたりかけろ)

醜さに　語りかけろ

(だれもおまえなんてみていない)

誰もお前なんて見ていない

(おまえがおまえをみろ)

お前が　お前を見ろ

(はなしてとばせて)

離して　飛ばせて

(くさりにつながれたぼくらは)

鎖につながれた　僕等は

(いきをしてつごうよくなまえをよぶ)

息をして　都合よく　名前を呼ぶ

(ごめんねにがてなことばがぎぜんとぎまんで)

ごめんね苦手な　言葉が偽善と欺瞞で

(むねをうつことばもいえないけど)

胸を打つ　言葉も　言えないけど。

(ずいしょにひろがるうぃるすのような)

随所に広がるウィルスのような

(ねがをみたしぽけっとにしまった)

ネガを満たし　ポケットにしまった

(おなじうんめいだぼくら)

同じ運命だ僕等

(かんたんにゃいきられない)

簡単にゃ生きられない

(からだをかたむけてはいた)

体を傾けて吐いた

(ばくだんとしらず)

爆弾と知らず

(されどうなるいぶきをもてあそんで)

されど　唸る　息吹を　弄んで

(こうもふこうもまた)

幸　も　不幸　も　また

(だましてだましてみのがしたむじゅんのうずに)

騙して　騙して　見逃した矛盾の渦に

(とけこんだすがたがまだのみこめない)

溶け込んだ　姿がまだ飲み込めない

(よかんがしたんだ)

予感が　したんだ

(あるふびょうどうがぼくらをでこいに)

ある不平等が　僕等を　デコイに

(したてあげつつみこみときをまつ)

仕立て上げ　包み込み　時を待つ

(このりょうてがこばむんだ)

この両手が　拒むんだ

(いちどにたくさんもてないと)

一度に　たくさん持てない　と

(おりのなかつめたいゆかのうえで)

檻の中　冷たい床の上で

(さませてあくむなら)

醒ませて　悪夢なら

(こごえてたくないよさぁすぐに)

凍えてたくないよ　さぁすぐに

(しにいそぐぼくらのぜつぼうを)

死に急ぐ　僕等の　絶望を