Anti the EuphoriaHOLiC
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歌詞(問題文)
(はじまりはえいがのはてめつぼうへむかうじだい)
始まりは栄華の果て 滅亡へ向かう時代
(いきづまりたちどまりつくられしはぜつぼうをしずめるしんかい)
行き詰まり 立ち止まり 造られしは 絶望を鎮める心海
(まよいしものはかえらざるさだめにさかれ)
迷いし者は 返らざる車輪に裂かれ
(ひよりにげしざいにんはおのずのひにもやされ)
非より逃げし罪人は 己ずの火に燃やされ
(かこをびかするむちなこらは)
過去を美化する無知な子らは
(ははなるたてにはじかれてあなにおつ)
母なる秩序に 弾かれて穴に堕つ
(ひそうをいとうりそうなどもろくはかなく)
悲愴を厭う理想など 脆く儚く…
(かいごのけいきにはいごをむければ)
悔悟の契機に 背後を向ければ
(さくごにとらわれらくどにかえる)
錯誤に囚われ 楽土に還る
(たとえしあわせをしっていたとしても)
たとえ色彩を「知っていた」としても
(すてらにすべられたへやのなかではえがきだすすべなどない)
白に 統べられた 部屋の中では描き出す術など無い
(せかいはいつでもかんそくしゃたちのためにある)
HΨ=EΨは何時でも 観測者達 のためにある
(へやのなかめぐるまりーよ)
円環の中 巡る少女よ
(とびらはもうひらいている)
扉はもう開いている
(つかれはてねむるひとにこもりうたうたうのは)
疲れ果て眠る人類に 子守唄歌うのは
(ぜつぼうけつぼうしつぼうかつぼう)
絶望 欠乏 失望 渇望
(ぜんぶまとめてけしさる)
全部まとめて消し去る
(ごつごうしゅぎのすぎるでうすえくすまきな)
ご都合主義の過ぎる 機械仕掛けの神様
(すすみしものはかえらざるせつりにだかれ)
進みし者は 返らざる摂理に抱かれ
(ひよりにげしはいじんはからのなかひきこもり)
陽より逃げし廃人は 殻の中引き篭もり
(うちにひめたるきんきのあいは)
内に秘めたる禁忌の愛は
(じこをだませずはたされぬままきえる)
自己を騙せず 果たされぬまま消える
(しょうじょはかすかなひかりにきづきながらも)
白は微かな希望に 気づきながらも
(かいぎをいだけばはんきとみなして)
懐疑を抱けば 反旗と看做して
(たいぎにしたがいさばきをくだす)
大義に従い 裁きを下す
(たとえかんじょうをしっていたとしても)
たとえ色彩を「知っていた」としても
(こどくにしょくされたうつろなうみにうつしだすすべなどない)
黒に蝕された虚ろな深海に 映し出す術など無い
(せかいはあゆみしもののはいごにくみあがる)
Φは歩みし者の背後に組みあがる
(へやのなかうたうまりーよ)
独房の中 歌う少女よ
(よあけはすぐそこに)
夜明けはすぐそこに
(しあたにまんぞくできないものたちよきみたちはしんじつにきょうみはないかね)
「劇場に満足できない者達よ 君たちは真実に興味はないかね」
(ふへんをふこうとおもうならわたしたちが)
不変を不幸と思うなら 私達が
(ふとうなこうそくふそんなほうそく)
不当な拘束 不遜な法則
(すべてをこわしてそのてをとろう)
全てを壊して その手を取ろう
(げんじつはくらくてふたしかだけれども)
現実は 昏くて不確かだけれども
(うんめいのかんしょうがいろうみだしきぼうそらにえがきだす)
閃光の 干渉が 色生み出し虹空に描き出す
(はこのなかにはないくおりあはそこにある)
劇場の中には無い 未来はそこにある
(へやをたちすすむまりーよ)
過去を発ち 進む人類よ
(わすれることなかれ)
忘れること無かれ
(たどるべきひかりはそのむねに)
「辿るべき道標ひかりは その胸に――」