Idol Junkfeed

(ふけんぜんなりそうでだいかんげいさ)

不健全な理想で大歓迎さ

(きらい、あなたがきらい)

嫌い、あなたが嫌い

(むだんかいしふとのぎあを)

無段階シフトのギアを

(ねじこんでつちぼこりをあげる)

捻じ込んで土埃を上げる

(そうぞうりょくのけつぼうしょうで)

想像力の欠乏症で

(きづかずおどるふぃくさーも)

気附かず踊るフィクサーも

(あたりまえだってふりーずしたのうで)

当たり前だってフリーズした脳で

(じだいのちょうじになるしまつだ)

時代の寵児になる始末だ

(ぜつぼう、えすけーぷしろ)

絶望、エスケープしろ

(ざつおんではうりんぐしよう？)

雑音でハウリングしよう？

(うんめいにあらがうなんてつもりも)

運命に抗うなんてつもりも

(なかったのだけれど。)

無かったのだけれど。

(げんそうだらけのはるにおどらされてははじまみれ)

幻想だらけの春に踊らされては恥塗れ

(きょうそうまがいのよるにはころばぬさきのつえのばす)

狂騒まがいの夜には転ばぬ先の杖伸ばす

(ぜっせいのこんとんのなかではりめぐらすきじょうのくうろん)

絶世の混沌の中で張り巡らす机上の空論

(ゆうわくにまけつづくあわれなすがただ)

誘惑に負け続く哀れな姿だ

(ぶかっこうなうそをつきまくって)

不格好な嘘をつきまくって

(できあがったぐうぞうさま)

出来上がった偶像様

(むかんじょうのりはびりがてらに)

無感情のリハビリがてらに

(おどるふり、どちらさま)

踊る振り、何方様

(ふかんぜんなよわさにめを)

不完全な弱さに目を

(そらしつづけるのかみさま？)

逸らし続けるの神様？

(いかんともしがたくぞんじます)

如何ともし難く存じます

(これほどのぜつぼうにおいては)

是程の絶望に於いては

(ますまてぃっくなおもてぶたいで)

マスマティックな表舞台で

(どろまみれのことばはしんだ)

泥塗れの言葉は死んだ

(かざりきったふくをやぶって)

飾りきった服を破って

(はいかぶりになってはみないか)

灰被りになってはみないか

(ぜつぼう、えすけーぷしろ)

絶望、エスケープしろ

(ざつおんではうりんぐしよう？)

雑音でハウリングしよう？

(うんめいにしたがうなんてつもりもなかった)

運命に従うなんてつもりも無かった

(ふけんぜんなりそうろんを)

不健全な理想論を

(わらうやつらはきえな)

笑う奴等は消えな

(うんめいにあらがうなんてつもりも)

運命に抗うなんてつもりも

(なかったのだけれど。)

無かったのだけれど。

(ゆうけいのもうそうばかりをおいもとめてはうそだらけ)

有形の妄想ばかりを追い求めては嘘だらけ

(けんそうにあふれたまちがそのいれものをわらうだけ)

喧噪に溢れた街がその容れ物を笑うだけ

(ぜっこうのこんせんさすにがんくびたれるはつよきもの)

絶好のコンセンサスに雁首垂れるは強き者

(ゆうれつにおどらされそれもみとめえぬにんぎょうだ)

優劣に踊らされそれも認め得ぬ人形だ

(げんそうだらけのせかいも)

幻想だらけの世界も

(もうそうだらけのぶたいも)

妄想だらけの舞台も

(ゆうえつのぶきじゃないって)

優越の武器じゃないって

(どうかしんじさせてよ)

どうか信じさせてよ

(そうぞうをうばわれないで)

想像を奪われないで

(ぜつぼうでりそうをよんで)

絶望で理想を呼んで

(ぐうぞうにもってかれないで)

偶像に持ってかれないで

(そうだろう？)

そうだろう？