Daydreamer(s)

(あたしをぜんぶみせたい)

あたしを全部見せたい

(きみをぜんぶしりたい)

君を全部知りたい

(そうおもってめをひらいたんだ)

そう思って眼を開いたんだ

(ゆらいでにじむふうけい)

揺らいで滲む風景

(よるがまたくるな？)

夜がまた来るな?

(こえがききたくなるな？)

声が聞きたくなるな?

(きっとわすれられないな)

きっと忘れられないな

(もうおわってしまうのに)

もう終わってしまうのに

(あたしはぜんぶみせたい)

あたしは全部見せたい

(きみをぜんぶしりたい)

君を全部知りたい

(「どうなってしまってもいいよ」って)

「どうなってしまってもいいよ」って

(わらってみたんだ)

笑ってみたんだ

(「さよなら、またあした」)

「さよなら、また明日」

(あたりまえにいったんだ)

当たり前に言ったんだ

(そのうらでないていたこころにせをむけて)

その裏で泣いていた心に背を向けて

(まちがったことばかりしてしまうあたしだけど)

間違ったことばかりしてしまうあたしだけど

(そのたびにきづくのです、あわいおもいに)

その度に気付くのです、淡い思いに

(わかりあえぬことをみせるせかいの)

分かり合えぬことを見せる世界の

(どまんなかにいるきみのこえが)

ど真ん中にいる君の声が

(ゆめでなって、ゆめでなって)

夢で鳴って、夢で鳴って

(ひとりで)

ひとりで

(ひとりでまた)

ひとりでまた

(きょうもまわるこのせかいの)

今日も回るこの世界の

(どまんなかにたつあたしをおもって)

ど真ん中に立つあたしを思って

(ゆめでないて、ゆめでないて)

夢で泣いて、夢で泣いて

(いますぐ)

今すぐ

(いますぐにさ)

今すぐにさ

(あわいうつつ)

淡い現

(まどろむのは)

微睡むのは

(あたしのみるまひるのゆめ)

あたしの見る真昼の夢

(いたいくらいにおぼつかぬ)

痛いくらいに覚束ぬ

(おもいをまたひとつにぎって)

思いをまたひとつ握って

(よるがまたくるけど)

夜がまた来るけど

(こえがききたくなるけど)

声が聞きたくなるけど

(このゆめからさめたくはないの)

この夢から醒めたくはないの

(きづいていますか？)

気付いていますか?

(かんちがったことにさえ)

勘違ったことにさえ

(なりもしないようなことで)

為りもしないようなことで

(あいされたつもりになって)

愛されたつもりになって

(わらってた)

笑ってた

(わらってたよ)

笑ってたよ

(もうおわってしまうゆめ、のはしっこで)

もう終わってしまう夢、の端っこで

(ひとりうずくまって)

ひとりうずくまって

(じゃあどうしようかなんてうたっている)

じゃあどうしようかなんて唄っている

(あたりまえにあたしをこばむせかいの)

当たり前にあたしを拒む世界の

(うらっかわにあるよるをまとって)

裏っ側にある夜を纏って

(きみはないて、きみはないて)

君は泣いて、君は泣いて

(それでいいんだなんていってる)

それで良いんだなんて言ってる

(きょうもかわらぬこのせかいは)

今日も変わらぬこの世界は

(どまんなかにたつあたしをのこして)

ど真ん中に立つあたしを残して

(ただまわって、ただまわって)

ただ回って、ただ回って

(ゆめをおわらせようとしてる)

夢を終わらせようとしてる

(かんちがったことにさえ)

勘違ったことにさえ

(なりもしないようなことで)

為りもしないようなことで

(あいされたつもりになって)

愛されたつもりになって

(わらってさ)

笑ってさ

(わらって、ないて、)

笑って、泣いて、

(まちがったことばかりしてしまう)

間違ったことばかりしてしまう

(あたしだけど)

あたしだけど

(そのたびおもいしるのです、きみへのおもいに)

その度思い知るのです、君への思いに

(わかりあえぬことをみせるせかいで)

分かり合えぬことを見せる世界で

(どまんなかにいるきみをおもって)

ど真ん中にいる君を思って

(ゆめでなくよ、ゆめでなくよ)

夢で泣くよ、夢で泣くよ

(ひとりで)

ひとりで

(ひとりでまた)

ひとりでまた

(きょうもまわるこのせかいの)

今日も回るこの世界の

(どまんなかにたつきみをおもって)

ど真ん中に立つ君を思って

(ゆめでないて、ゆめでないて)

夢で泣いて、夢で泣いて

(いますぐ)

今すぐ

(いますぐにさ)

今すぐにさ

(ねえ)

ねえ

(あたしをみせたい)

あたしを見せたい

(きみをぜんぶしりたい)

君を全部知りたい

(きっとわすれられないな)

きっと忘れられないな

(ゆらいできえるふうけい)

揺らいで消える風景