エンドロールで待ってる

(ねえもしもうたにまほうがやどるというのなら)

ねえもしも歌に魔法が宿るというのなら

(まっくらやみをてらすだけのゆうきを)

真っ暗闇を照らすだけの勇気を

(なみだぬぐうだけのやさしさを)

涙拭うだけの優しさを

(きみがきみをあきらめたときにまいごのよう)

君が君を諦めた瞬間に迷子のよう

(ここらできこえたなきごえのあるじをさがしてる)

ここらで聞こえた泣き声の主人を探してる

(こころあたりはないか)

心当たりはないか？

(あかいめをしてひざをかかえて)

赤い目をして膝を抱えて

(こんなところでなにしてんだ)

こんなところで何してんだ

(むかえにきたよ)

迎えに来たよ

(むかえにいくんだろ)

迎えに行くんだろ

(あのひもないてたきみのこと)

あの日も泣いてた君のこと

(とこしえにあいのうたひびけ)

とこしえに愛の歌響け

(かぜをまとうようないめーじで)

風を纏うようなイメージで

(まよいながらまちがいながら)

迷いながら　間違いながら

(あるいていくつもりだよ)

歩いていくつもりだよ

(そのむねにかすかでもともったひはきえない)

その胸に微かでも灯った火は消えない

(だからかくさないで)

だから隠さないで

(かぜをうけつよくひかるほのお)

風を受け強く光る炎

(まだまだいける)

まだまだ行ける

(こうかいをつづけよう)

後悔を続けよう

(ほほをなでるかぜのいろはみえないけど)

頬を撫でる風の色は見えないけど

(よぞらをてらすまんまるおつきさま)

夜空を照らすまんまるお月様

(なれやしないけどこころになないろ)

なれやしないけど心に七色

(ふるえるあしこごえるてとて)

震える足　凍える手と手

(それをあたためるのがじょうねつ)

それを温めるのが情熱

(ぶたいのうえできみをまつのは)

舞台の上で君を待つのは

(ほかでもないきみじしんだろ)

他でもない君自身だろ

(せかいじゅうがあいのうたひとつで)

世界中が愛の歌ひとつで

(すくえりゃいいのにな)

救えりゃいいのにな

(まあきいてってよ)

まあ聴いてってよ

(しゅやくのいないえんどろーるで)

主役のいないエンドロールで

(まってるつもりだよ)

待ってるつもりだよ

(ただひとりきみにとどけ)

ただひとり　君に届け

(あいのうたひびけ)

愛の歌響け

(かぜをまとうようないめーじで)

風を纏うようなイメージで

(まよいながらまちがいながら)

迷いながら　間違いながら

(あるいていくつもりだよ)

歩いていくつもりだよ

(そのむねにかすかでもともったひはきえない)

その胸に微かでも灯った火は消えない

(だからかくさないで)

だから隠さないで

(かぜをうけつよくひかれほんのう)

風を受け強く光れ本能

(まだまだいける)

まだまだ行ける

(こうかいもする)

後悔もする

(でかいこえでうたう)

デカい声で歌う

(とおくまでとどくように)

遠くまで届くように

(ねえもしもうたにまほうがやどるというのなら)

ねえもしも歌に魔法が宿るというのなら