セルアウト禅問答　挫・人間

(なみだがかれたからこんなこといまさらいうわけじゃないけれど)

涙が枯れたからこんなこと　今更言う訳じゃないけれど

(なにかがかわるかなそうおもいいままでたえてきたそれだけさ)

何かが変わるかなそう思い　いままで耐えてきたそれだけさ

(ぼくにはまだまだはやすぎたかたかなとかなかなかむずかしい)

僕にはまだまだ早過ぎた　カタカナとかなかなか難しい

(さるとるとかのいんようもまじさることながらぼくにはきたよ)

サルトルとかの引用も　マジさることながら僕にはきたよ

(そういえばおぼえてることしのなつにぼくたちふたりはさぁ)

そういえば憶えてる？　今年の夏に僕たちふたりはさぁ

(さいきんはやったうたとかぜんぜんまったくもってきけなくて)

最近流行った歌とか全然まったくもって聴けなくて

(それでもぼくかんがえたときどきやきもちするこのきもちのしょうたい)

それでも僕考えた　時々やきもちするこの気持ちの正体

(これってなんだろうようやくいまごろになってわかったぜ)

これって何だろう　ようやく今頃になってわかったぜ

(おれはつまりてんしだったんだ)

おれはつまり天使だったんだ

(よわいものたちがゆうぐれさらによわいものたたいていることに)

弱い者たちが夕暮れ更に弱いもの叩いていることに

(こぶしをにぎったあいつがこんやもさらによわいものぶったたく)

拳を握ったあいつが今夜も更に弱い者ぶっ叩く

(へんくつだきもいだとかふざけんじゃねぇよどうぶつじゃねんだ)

偏屈だ　キモいだとか　ふざけんじゃねぇよ動物じゃねんだ

(あのこのこときらいになるできごとがほしいもっとほしいんだ)

あのこのこと　嫌いになる　出来事が欲しいもっと欲しいんだ

(きみはずっとかわらずにいてねそんなのいまさらいってもね)

「君はずっと　変わらずにいてね」　そんなの今更言ってもね

(とにかくおれはおんがくをつづけたいんだあいらぶゆー)

とにかくおれは音楽を続けたいんだアイラブユー

(さいごのなごむのいでんしといわれてここまでやってきた)

最後のナゴムの遺伝子と　言われてここまでやってきた

(ぐみちょこよんでたせいしゅんをいますぐこうていしたいんだ)

グミチョコ読んでた青春を　今すぐ肯定したいんだ

(つまりぼくはぼくのてでぼくみたいなあなたをすくいたい)

つまりぼくはぼくの手でぼくみたいなあなたを救いたい

(ていうかじぶんをすくいたいでもことしもはなびはあがらない)

ていうか自分を救いたい　でも今年も花火はあがらない

(さぶかるおうじとよばれてもどうそうかいにはよばれない)

サブカル王子と呼ばれても　同窓会には呼ばれない

(よくぼうりびどーくるってこうすったもんだのぜんもんどう)

欲望　リビドー　狂って候　すったもんだの禅問答

(ｄｏｒａｅｍｏｎちょっとたすけてどらえもん)

D・O・R・A・E・M・O・N　ちょっとたすけてドラえもん

(あいつのきょくをながすｄｊ)

あいつの曲を流すDJ

(おどるかのじょのすがたがぼやける)

踊る彼女の姿がぼやける

(どうしてこうなってしまったんだ)

どうしてこうなってしまったんだ

(みるあほいればおどるあほそんざいって)

見るアホいれば踊るアホ存在って

(おなじあほでもおどりおどれぬ)

同じアホでも踊り踊れぬ

(あなたにとどけおれのしんじつよ)

あなたに届けおれの真実よ

(しんじつのあいをうけとって)

真実の愛を受け取って

(あいがあなたをしあわせにするんだせかいよただしくきのうしろ)

愛があなたを幸せにするんだ世界よ正しく機能しろ

(よつうちだてんぽがどうのしらないよくいたいぜおんがくで)

ヨツウチだテンポがどうの　知らないよ食いたいぜ音楽で

(さぶかるでくえないならくってやるおんなくってやる)

サブカルで食えないなら　食ってやる女食ってやる

(やつぎばやすぎさるりゅうこうそんなのいまさらいってもね)

矢継ぎ早　過ぎ去る流行　そんなの今更言ってもね

(とにかくおれはじんせいをつづけたいんだあいらぶゆー)

とにかくおれは人生を続けたいんだアイラブユー

(ばかになっててれかくして)

バカになって　照れ隠して

(おどけたらあいしてよてんごくで)

おどけたら　愛してよ天国で

(こどもだましつづけるなら)

子供だましつづけるなら

(やってやるおれはやってやる)

やってやる　おれはやってやる

(ふりきるんだとおりすぎて)

振り切るんだ　通り過ぎて

(みえないよふたりのおもいでも)

見えないよ　2人の思い出も

(それでもきみにほんとうをつたえたいんだ)

それでも君に本当を伝えたいんだ

(あいらぶゆー)

アイラブユー