十二話「リベンジ」

超人 波動使い。洗脳事件の黒幕を倒しに死者の塔へ。
回転男 部屋を回転させる能力。超人を取り逃した。
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問題文
(ごかいではさんぐらすをかけたぞんびたちがはいかいしていた)
五階ではサングラスをかけたゾンビたちが徘徊していた。
(そのときえれべーたーがきたぞんびたちがふりむいた)
その時、エレベーターが来た。ゾンビたちが振り向いた。
(でてきたのはかおにななめせんがはいったおとこちょうじんだった)
出てきたのは顔に斜め線が入った男、超人だった。
(まずさいしょにおそいかかったのはじゅうをもったぞんびだった)
まず最初に襲い掛かったのは銃を持ったゾンビだった。
(ぞんびはにはつうっただがそんなものはあたらない)
ゾンビは二発撃った。だがそんなものは当たらない。
(ちょうじんはじゅうだんのあいだをいともかんたんにすりぬけこぶしでぞんびのはらをつらぬいた)
超人は銃弾の間をいとも簡単にすり抜け、拳でゾンビの腹を貫いた。
(ちょうじんはいそいでいたすこしでもはやくやつをたおすために)
超人は急いでいた。少しでも早く"ヤツ”を倒すために。
(またさんぐらすをかけたぞんびがにたいはしってきたしつこいんだよ)
またサングラスをかけたゾンビが二体走ってきた。「しつこいんだよ」
(ちょうじんはこぶしをふりあげてまたおろしたぞんびのいったいがたおれる)
超人は拳を振り上げてまた下ろした。ゾンビの一体が倒れる。
(もういったいきたつぎはぎゃくにふりあげるぞんびのあごにあたり)
もう一体来た。次は逆に振り上げる。ゾンビの顎に当たり
(ふっとんでいった。ちょうじんはきにもとめずにはしってゆく)
吹っ飛んで行った。超人は気にも留めずに走っていく。
(あのときのはいぼくをちょうじんはねにもっていたおもえばかれはむかしからまけずぎらいだった)
あの時の敗北を超人は根に持っていた。思えば彼は昔から負けず嫌いだった。
(そのまけずぎらいさがかれへのいじめをうんだのだろうか)
その負けず嫌いさが彼へのいじめを生んだのだろうか
(そえんとなったいまではやつらにきくことはできない)
疎遠となった今では奴らに聞くことはできない。
(またかおのななめせんはいじめによるじしょうこういによるものだった)
また、顔の斜め線はいじめによる自傷行為によるものだった。
(そのきずをみるたびかれはいじめをおもいだす)
その傷を見るたび、彼はいじめを思いだす。
(そのきずでおもいだすはいぼくかんそれがかれをつよくしたいちばんのよういんだった)
その傷で思い出す敗北感、それが彼を強くした一番の要因だった。
(きづけばやつのいるへやについていたけがわをきたおとこがたっている)
気づけば奴のいる部屋に着いていた。毛皮を着た男が立っている。
(だがそのすがたはきずまみれになっていてはだはみどりいろにへんしょくしていた)
だがその姿は傷まみれになっていて、肌は緑色に変色していた。
(ちょうじんはぜつぼうしためのまえにいるのはもうやつではないしたいだと)
超人は絶望した。(目の前にいるのはもうヤツではない、死体だ。)と
(やつはてをあげたひだりのかべがじめんにかわる)
奴は手を挙げた。左の壁が地面に変わる。
(かわったしゅんかんやつがなぐりかかりちょうじんのでこのあたりにあたった)
変わった瞬間奴が殴り掛かり、超人のでこの辺りに当たった。
(ちょうじんはふしぎとなにもおもってはいなそうだった)
超人は不思議と何も思ってはいなそうだった。
(へやのかいてんがもどったちょうじんはやつのはいごへてれぽーとした)
部屋の回転が戻った。超人は奴の背後へテレポートした。
(ちょうじんはてからあおいはどうをはなちはじめたやつへむけてかまえる)
超人は手から青い波動を放ち始めた。やつへ向けて構える。
(あおいびーむがやつをつらぬいたばたりとおとをたててやつはたおれた)
青いビームがヤツを貫いた。バタリと音を立てて奴は倒れた。
(ちょうじんはそのばでたちつくしたうつろなめでまえのようなゆうきはなくなっているよう)
超人はその場で立ち尽くした。虚ろな目で前のような勇気はなくなっているよう
(でいたたおしたのはやつではないやつのしたいだ)
でいた。(今倒したのは奴ではない、奴の死体だ。)
(もうおわりにしようこのものがたりをまけずぎらいでぶあいそうなにんげんのこっけいな)
(もう終わりにしよう、この物語を。負けず嫌いで不愛想な人間の滑稽な
(じんせいをいましんだらせんのうされたやつらはどうするんだ)
人生を)(今死んだら洗脳された奴らはどうするんだ?)
(せんのうされていないやつらもめちゃくちゃになったこのせかいも)
洗脳されていないやつらも、滅茶苦茶になったこの世界も)
(ちょうじんはじもんじとうをくりかえしひとつのけつろんにたどりついた)
超人は自問自答を繰り返し、一つの結論にたどり着いた。
(ぼすをたおしてからおわろうというけつろんに)
「ボスを倒してから終わろう」という結論に。
(そのころじゅうかいではぼすがやみにつつまれたきゅうたいのなかにひとなどのしたいをつめこんでいた)
その頃十階ではボスが闇に包まれた球体の中に人等の死体を詰め込んでいた。
(あとさんじゅうにんで)
「あと三十人で…」