舟漕ぐ人
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歌詞(問題文)
(かざよけをさがしては)
風よけを 探しては
(ほかのだれかになりたかった)
ほかの誰かになりたかった
(でもきづいてた)
でも 気付いてた
(ほんとうはずっとあのころのじぶんにもどりたかった)
本当はずっと あの頃の自分に戻りたかった
(こころのほをはって)
心の帆を張って
(どんなかぜもうけいれて)
どんな風も受け入れて
(ふねをこぎすすめていく)
舟を漕ぎ進めていく
(なみうつあしたへ)
波打つ明日へ
(やさしくなりたくて)
優しくなりたくて
(ただすいへいせんをよこぎるこころぼそさにおびえて)
ただ 水平線を横切る心細さに怯えて
(だきしめてほしくて)
抱きしめてほしくて
(まだみえないきしべに)
まだ見えない岸辺に
(まつひとがまつひとがいるのだろう)
待つ人が 待つ人がいるのだろう
(かなしみがおしよせた)
悲しみが押し寄せた
(きりすてながらいきることは)
切り捨てながら生きることは
(へっていくだけのひびとは)
減っていくだけの日々とは
(すこしちがうきがしてた)
少し違う気がしてた
(こころのちずひろげて)
心の地図広げて
(おもむくままたずねた)
赴くままたずねた
(ゆるすことがまだできない)
赦すことがまだ出来ない
(ちっぽけなぼくは)
ちっぽけな僕は
(おおきくなりたくて)
大きくなりたくて
(ただすいへいせんにこうろはのこらない)
ただ 水平線に航路は残らない
(だきしめられなくて)
抱きしめられなくて
(まだとおいきしべに)
まだ 遠い岸辺に
(まつひとがまつひとが)
待つ人が 待つ人が
(なみにゆらされて)
波に揺らされて
(せまるといかけをなげすてて)
迫る問いかけを投げ捨てて
(うつろなつきをうつしだすほうへ)
うつろな月を映し出すほうへ
(もう)
もう
(つよくはなれなくて)
強くはなれなくて
(ただまもるためならきっとうみのようになれるよ)
ただ 守るためならきっと 海のようになれるよ
(ぼくがみたけしきを)
僕が見た景色を
(まだみえないきしべに)
まだ見えない岸辺に
(まつひとがまつひとがいるのだろう)
待つ人が 待つ人がいるのだろう
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