蝉時雨 feat.伊南、るか／ナツノセ

(いっしゅんをえいえんにしてみたいのです)

一瞬を永遠にしてみたいのです

(とりえもないしんぞうがいたい)

取り柄もない心臓が痛い

(めにうつるのはしんだせみくらい)

目に映るのは死んだ蝉くらい

(まけつづけてげんじつとうひをしてまたひびにもどってく)

負け続けて現実逃避をしてまた日々に戻ってく

(あすがつらいきみとはなしたい)

明日が辛い　君と話したい

(しゃべることなどはわがままくらい)

喋る事などはわがままくらい

(かさをさしたほうかご)

傘を刺した放課後

(せみしぐれもなきやんでいたんだね)

蝉時雨も泣き止んでいたんだね

(あめあがりきみへのおもいがあふれだしたんだ)

雨上がり君への想いが溢れ出したんだ

(むだだってわかってたってどうでもいいんだ)

無駄だってわかってたってどうでもいいんだ

(さいだーがちゅうをおよいで)

サイダーが宙を泳いで

(ただごみになっていたひび)

ただゴミになっていた日々

(ほほえんでいたいま)

微笑んでいた今

(きみなんだきみがいてくれたらもう)

君なんだ君がいてくれたらもう

(それだけでいいんだから)

それだけでいいんだから

(さまよっていたこえ)

彷徨っていた声

(とんでいったあのまりー)

飛んでいったアノマリー

(もうずっといまをだきしめていたいのです)

もうずっと今を抱きしめていたいのです

(このままいっしゅんを)

このまま一瞬を

(えいえんにしてみたいのです)

永遠にしてみたいのです

(とうめいなんだ)

透明なんだ

(なつのにおいだろうか)

夏の匂いだろうか

(せみのこえがなきわめいたまま)

蝉の声が泣き喚いたまま

(きみのにおいにかわった)

君の匂いに変わった

(つきなみだったこのせかいが)

月並みだったこの世界が

(きみにはどうみえてるだろうか)

君にはどう見えてるだろうか

(ぼくもうつっていてくれたらなんておもうの)

僕も写っていてくれたらなんて想うの

(はだざむいあかねぞら)

肌寒い茜空

(ひまわりもうつむいていた)

ひまわりも俯いていた

(こいはうたかた)

恋は泡沫

(あいははなびら)

愛は花びら

(ぎたーをかきならせ)

ギターをかき鳴らせ

(ただごみになっていたひび)

ただゴミになっていた日々

(ほほえんでいたいま)

微笑んでいた今

(きみなんだきみがいてくれたらもう)

君なんだ君がいてくれたらもう

(それだけでいいんだから)

それだけでいいんだから

(さまよっていたこえ)

彷徨っていた声

(とんでいったあのまりー)

飛んでいったアノマリー

(すきでした)

好きでした

(ただごみになっていたひび)

ただゴミになっていた日々

(ほほえんだあのまりー)

微笑んだアノマリー

(きみなんだきみがいてくれたらもう)

君なんだ君がいてくれたらもう

(それだけでいいんだから)

それだけでいいんだから

(さまよっていたこえ)

彷徨っていた声

(とんでいったあのまりー)

飛んでいったアノマリー

(すきなんだ！！)

好きなんだ！！

(きみをだきしめていたいのです)

君を抱きしめていたいのです

(このまま)

このまま

(いっしゅんをえいえんに)

一瞬を永遠に

(きみと)

君と