なぜ 僕たちは走るのか？／乃木坂４６

(なにかもくてきをみつけられないと)

何か目的を見つけられないと

(ひとはいきていけない)

人間(ひと)は生きていけない

(そのさきにおぼろげに)

その先に龍(おぼろ)げに

(うかびあがるごーるさがしている)

浮かび上がるゴール 探している

(きょうしつのまどにはんしゃするひざし)

教室の窓に反射する陽射し

(まるできみのまなざし)

まるで君の眼差(まなざ)し

(ぜったいこっちみてるきがしてた)

絶対こっち見てる気がしてた

(ただのおもいすごしかな)

ただの思い過ごしかな

(あせのしずくがかたりかける)

汗の雫が語りかける

(こころはなにをさがしてる)

心は何を探してる?

(しょうじきなきもちは)

正直な気持ちは

(かぜにふかれたように)

風に吹かれたように

(どこかへときえてゆくよ)

どこかへと消えて行(ゆ)くよ

(なぜぼくたちははしるのか)

なぜ 僕たちは走るのか?

(まなつのぐらんどのうえを)

真夏のグランドの上を

(なんしゅうもまわっているのだろう)

何周も回っているのだろう

(なぜぼくたちはとまらないんだ)

なぜ 僕たちは止まらないんだ?

(せんせいやだれかに)

先生や誰かに

(いわれたわけじゃない)

言われたわけじゃない

(せいしゅんはふじょうりだっておもう)

青春は不条理だって思う

(かぜはいつからかふいてないから)

風はいつからか吹いてないから

(ちひょうのおんどがあがる)

地表の温度が上がる

(きっとすずしだけのきせつには)

きっと涼しだけの季節には

(だれもまんぞくしないさ)

誰も満足しないさ

(ちょくしゃにっこうてりつけられ)

直射日光 照りつけられ

(はだをやかれるそれくらい)

肌を灼かれるそれくらい

(こきゅうさえくるしい)

呼吸さえ苦しい

(それをのりこえられる)

それを乗り越えられる

(じぶんだとしんじたくて)

自分だと信じたくて...

(ぼくたちははしるしかない)

僕たちは走るしかない

(いみなんてなんにもないんだ)

意味なんて何(なん)にもないんだ

(ただあしがかってにうごくだけ)

ただ足が勝手に動くだけ

(こうていのそとにはでないのかい)

校庭の外には出ないのかい?

(おなじばしょじゃなくて)

同じ場所じゃなくて...

(えんをえがいても)

円を描(えが)いても

(りふじんなこうどうだって)

理不尽な行動だって

(おもう)

思う

(もてあましてしまう)

持て余してしまう

(このじかんを)

この時間を

(どこかで)

どこかで

(はっさんしないと)

発散しないと

(きっとばくはつする)

きっと爆発する

(なぜぼくたちはとまってられないのか)

なぜ 僕たちは止まってられないのか?

(かんがえてるよりしょうどうにつきうごかされるんだ)

考えてるより 衝動に突き動かされるんだ

(なぜぼくたちはとまらないんだ)

なぜ 僕たちは止まらないんだ?

(せんせいやだれかに)

先生や誰かに

(いわれたわけじゃない)

言われたわけじゃない

(せいしゅんはふじょうりだっておもう)

青春は不条理だって思う

(りふじんにまけないためにはしる)

理不尽に負けないために走る