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(うつろにながめるみなれたけしきが)

虚ろに眺める 見慣れた景色が

(いろあせたようになぜかくらい)

色褪せたように なぜか暗い

(こんなにもむしょくなせかいで)

こんなにも 無色な世界で

(こんなにもいびつなぼくときみ)

こんなにも 歪な僕と君

(つないだはずのいとがもうみえない)

つないだはずの糸がもう見えない

(いみのないためいきとほほをなぞるあきかぜ)

意味のない溜め息と 頬をなぞる秋風

(きみはべつにぼくじゃなくていいねえそうだろ)

君は別に僕じゃなくていい ねえ、そうだろ？

(もういいからやめてくれ)

もういいから やめてくれ

(わらえないから)

笑えないから

(くうきょなことばだけ)

空虚な言葉だけ

(ちゅうをただよう)

宙を漂う

(こうしてならんであるいてみても)

こうして 並んで 歩いてみても

(まるでひとりのようにこどく)

まるで一人のように孤独

(きみわるいせいじゃくにひびく)

気味悪い 静寂に響く

(あしおとにぼくがけされそうで)

足音に 僕が消されそうで

(いつしかきえそうなてをつかんでた)

いつしか消えそうな手を掴んでた

(おもいではざんこくでいまもまだまどわせる)

思い出は残酷で 今もまだ惑わせる

(あまくやさしいどくにおかされるかいらく)

甘く優しい 毒に冒される快楽

(もういいからやめてくれ)

もういいから やめてくれ

(わらえないから)

笑えないから

(くうきょなことばだけ)

空虚な言葉だけ

(ちゅうをただよう)

宙を漂う

(なにもかもうそだらけ)

何もかも嘘だらけ

(きみのなをおしえて)

君の名を教えて

(いみのないためいきとほほをなぞるあきかぜ)

意味のない溜め息と 頬をなぞる秋風

(きみはべつにぼくじゃなくていいねえそうだろ)

君は別に僕じゃなくていい ねえ、そうだろ？

(もういいからやめてくれ)

もういいから やめてくれ

(わらえないから)

笑えないから

(くうきょなことばだけ)

空虚な言葉だけ

(ちゅうをただよう)

宙を漂う

(なにもかもうそだらけ)

何もかも嘘だらけ

(それでもいい)

それでもいい

(せめていちどだけでもいいきみにはぼくがみえてた)

せめて一度だけでもいい 君には僕が見えてた？