泥濘鳴鳴

(ぼんやりたんじゅんなゆびけいすうあんまりいみないかもね)

ぼんやり 単純な指計数 あんまり 意味ないかもね

(１００まんぼるとのひつじをかぞえてこんやもねむりにつく)

100万ボルトの羊を数えて今夜も眠りにつく

(たんたんとわんつーすりーわんつーすりー)

淡々とワンツースリー ワンツースリー

(なんびきだ？そりゃそうか)

何匹だ? そりゃそうか

(みんなにたかおしてるもんね)

みんな似た表情してるもんね

(ばんばんざいあいまいなさいはいでくもがくれ)

万々歳 曖昧な采配で 雲隠れ

(ふろいとだってからさわぎです)

フロイトだってから騒ぎです

(もうまっきなんだておくれだ)

もう末期なんだ手遅れだ

(さあまっくろなしーぷさんび)

さあ真っ黒なシープ讃美

(やっととうらいまえのめり)

やっと到来 前のめり

(よりそっておせるだけおせ)

寄り添って推せるだけ推せ

(おやすみばいばいしなくちゃ)

おやすみ バイバイしなくちゃ

(どうしようゆめさえみれないや)

どうしよう夢さえ見れないや

(でいねいめいめいれいをもって)

泥濘鳴鳴 礼を持って

(おわんないかっさいあいをどうぞ)

終わんない喝采 愛をどうぞ

(おなじだってこころゆだねたなら)

“同じ”だって心委ねたなら

(じりりいんすたんとかくせい)

ジリリインスタント覚醒

(でいねいめいめいだってだって)

泥濘鳴鳴だってだって

(わかんないさんはいっせーのけいれい)

理解んない さんはいっせーの 敬礼

(どうでもいいっておもわれてるって)

どうでもいいって思われてるって

(きづいてる？めでたいね)

気づいてる?めでたいね

(じょうちょのだいやるをあわせて)

情緒のダイヤルを合わせて

(まえならえがじょうずねきみも)

マエナラエが上手ね キミも

(ようこそかがやくでぃすとぴあ)

ようこそ 輝くディストピア

(あのてでこのてで)

あの手でこの手で

(がんじがらめのしなぞろえはさながら)

がんじがらめの品揃えはさながら

(ばかになるでぱーとだたべほうだい)

馬鹿になる デパートだ 食べ放題

(かんじょうてきなふりもじょうず)

感情的なフリも上手

(じぶんによってからまわりです)

自分に酔って空まわりです

(みがってなんだでおくれて)

身勝手なんだ出遅れて

(またまっくろなしーぷさんび)

また真っ黒なシープ讃美

(ずっとひょういまいのりてぃ)

ずっと憑依 マイノリティ

(すりよっておせるだけおせ)

すり寄って推せるだけ推せ

(おやすみさいかいしなくちゃ)

おやすみ 再会しなくちゃ

(ほんとうのわたしらしさまあいっか)

本当の私らしさまあ いっか

(めいれいねえめいゆーびーはっぴー)

命令ねえ メイユービーハッピー

(とまんないかんぱいあいをもっと)

止まんない乾杯愛をもっと

(びょうてきだってこころゆだねないと)

病的だって心委ねないと

(じごくえすけーぷさせて)

地獄 エスケープさせて

(せいぜいめいめいだってだって)

精精 鳴鳴だってだって

(いかんせんなんかいまいごなんだ)

如何んせん 難解 迷子なんだ

(なんでもないよきたいしてない)

なんでもないよ 期待してない

(きづいてる？めでたいね)

気づいてる?めでたいね

(じゅうりょくのないまぶたとじ)

重力のない瞼閉じ

(ひとがみたけしきをやきます)

他人が見た 景色を焼き増す

(わたしのぱのらまにうつるしきさいはなにいろだろう)

私のパノラマに映る色彩は何色だろう

(おしえてよ)

教えてよ

(でいねいめいめいれいをもって)

泥濘 鳴鳴 礼を持って

(おわんないかっさいあいをどうぞ)

終わんない喝采 愛をどうぞ

(おなじだってこころゆだねたなら)

“同じ”だって心委ねたなら

(じりりいんすたんとかくせい)

ジリリインスタント覚醒

(でいねいめいめいだってだって)

泥濘 鳴鳴だってだって

(わかんないさんはいっせーのけいれい)

理解んないさんはいっせーの敬礼

(どうでもいいっておもわれてるって)

どうでもいいって思われてるって

(きづいてる？めでたいね)

気づいてる? めでたいね