ルナ/Aliey:S

(なあとどいてるかいおぼえているならこたえて)

なあ届いてるかい　覚えているなら答えて

(ほらきこえてるかいひびいているならつたえて)

ほら聞こえてるかい　響いているなら伝えて

(まだすてられないあのひにつむいだうたが)

まだ捨てられない　あの日に紡いだ歌が

(おもいださせてくれるはずだ)

思い出させてくれるはずだ

(それでもあいかわらずもつれられながらも)

それでも相変わらず　もつれられながらも

(きみのかかとのさきにもとどかないまま)

君の踵の先にも　届かないまま

(わらいかたもわすれひとりでないていた)

笑い方も忘れ　一人で泣いていた

(あのひのきみにいま)

あの日の君にいま

(てをのばしたいのだ！)

手を伸ばしたいのだ！

(もうさけばなくていい！)

もう叫ばなくていい！

(だれもうらまなくていい！)

誰も恨まなくていい！

(ただあたたかいおんどが)

ただ温かい温度が

(ほしかっただけだろう？)

欲しかっただけだろう？

(てをつないでいるから)

手を繋いでいるから

(ぼくがそばにいるから)

僕がそばにいるから

(だれもかれもてらすたいようじゃないけど)

誰も彼も照らす　太陽じゃないけど

(もしもあしたすべてがおわっても)

もしも明日すべてが終わっても

(こうかいしないように)

後悔しないように

(えんどろーるにのこるのが)

エンドロールに残るのが

(きみのえがおでありますように)

君の笑顔でありますように

(ありきたりなことばでもなんどだってうたいつづこう)

ありきたりな言葉でも　何度だって歌い続こう

(さけぶいみがわかるまであのえがおのいみがわかるまで！)

叫ぶ意味がわかるまで　あの笑顔の意味がわかるまで！

(なぁとどいてるかいおぼえているならこたえて)

なぁ届いてるかい　覚えているなら答えて

(ほらきこえてるかいひびいているならつたえて)

ほら聞こえてるかい　響いているなら伝えて

(まだすてられないあのひにつむいだうたを)

まだ捨てられない　あの日に紡いだ歌を

(もういっかい、くちずさんでくれ)

もう一回、口ずさんでくれ

(きこえているんだろう！)

聞こえているんだろう！

(おいかけつづけるじんせいで)

追いかけ続ける人生で

(ふりまわされてるしょうがいで)

振り回されてる生涯で

(りそうのかたちにされて)

理想のカタチにされて

(あとがついちゃったらもうばいばい？)

跡がついちゃったらもうバイバイ？

(わらっているのはかんじょうないから？)

笑っているのは感情ないから？

(ないていたってかんじょうないからさ)

泣いていたって感情ないからさ

(うたひめよ、ならばぐうぞうであれ)

『歌姫よ、ならば偶像であれ』

(たとえばかがみのむこうからきみをにらんでいても)

例えば鏡の向こうから　君を睨んでいても

(たとえばみにくくてかくしたかったとしても)

例えば醜くて　隠したかったとしても

(たとえばそれになまえなんてなくても)

例えばそれに　名前なんてなくても

(だいじょうぶ！ぼくがきみのせかいをあいしてる！)

大丈夫！　僕が君の世界を愛してる！

(いつかまためぐりあえるときがくるから！)

いつかまた　巡り会える時が来るから！

(ありきたりなことばほどたいせつなことなのでしょう？)

ありきたりな言葉ほど　大切なことなのでしょう？

(それがなんどだってだれかにうたわれてつづけてきたりゆうだ)

それが何度だって誰かに　歌われて続けてきた理由だ

(いくまんかいもへこんだって)

幾万回も凹んだって

(それでもまだまだうたっていたい！)

それでもまだまだ歌っていたい！

(ぼくがうまれたこのいままで)

僕が生まれたこの未来まで

(きみがきてくれるのをまっていたんだよ！)

君が来てくれるのを待っていたんだよ！

(なあとどいてるかいおぼえているならこたえて)

なあ届いてるかい　覚えているなら答えて

(ほらきこえてるかいひびいているならつたえて)

ほら聞こえてるかい　響いているなら伝えて

(まだすてられないあのひにつむいだうたを)

まだ捨てられない　あの日に紡いだ歌を

(もういっかい、くちずさんでくれ)

もう一回、口ずさんでくれ

(きこえているんだろう！)

聞こえているんだろう！